1喧嘩はするな、
2意地悪はするな、
3過去をくよくよするな、
4先を見通して暮らせよ、
5困っている人を助けよ、
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2026/2/19
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ヒトの脳は宇宙に適合して 本当に 「ニュータイプ」に変化する |
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ヒトの脳は宇宙に適合して本当に「ニュータイプ」に変化する
脳は宇宙に適応して変化するようです。
欧州宇宙機関(ESA)と ロシア国営宇宙開発会社(ロスコスモス) およびベルギーのアントワープ大学(UA) らによる国際研究により、
宇宙での生活を経験した人間は 脳領域同士の接続性が変化して 「新しい型」に切り替わっているという。
また接続性の変化は地球に 帰還した後も保たれており、
宇宙環境への適応が長期的な 影響を与える可能性が示されました。
研究者たちは、 これらの広範囲かつ長期の変化は、 運動機能・感覚機能・言語機能など、 さまざまな認知機能に影響を与える 可能性があると述べています。
どうやら人類は宇宙という過酷な環境対して、 自らの脳を再配線して適合を果たしていたようです。
人類が大規模な宇宙進出をするようになれば、 これら脳の変化は多くの人々の認知に 影響を与え「宇宙脳」を持つ人々が増えるかもしれません。
ヒトの脳は宇宙に適合して自らを「新しい型」に変化させると判明!
ヒトの脳は宇宙に適合して自らを 「新しい型」に変化させると判明!
人類が初の有人宇宙飛行を行ってから既に60年。
地球の周りには無数の人工衛星が浮かび、 いくつかの円筒を組み合わせて作られた 巨大な宇宙ステーションでは宇宙飛行士たちが、
さまざまな目的で長期にわたるミッションを行い、 多くの知識をもたらしてくれました。
しかし宇宙空間での生活が長引くにつれ、 脳をはじめとしたさまざまな臓器に、
地球ではみられなかったような 極端な生理的変化が起こることがわかってきました。
無重力空間では筋肉負荷や 血液の流れが変化するだけでなく、 視覚や平衡感覚など感覚の変異が起こるからです。
また筋肉や感覚の変化は、 運動機能や感覚機能をつかさどる 脳にも多大な影響を及ぼす可能性がありました。
そこで、 欧州宇宙機関とロシアの国営宇宙開発会社、 およびアントワープ大学などの国際研究チームは、
宇宙空間が人間の脳に与える影響を 「ファイバー・トラクトグラフィー」と呼ばれる MRI技術を用いて調査しました。
ファイバー・トラクトグラフィーを用いると、 人間の脳の神経線維を三次元的に 描画することが可能になり、
宇宙環境が脳の神経接続に与える 影響を詳細に調べることが可能になります。
研究者たちはこの ファイバー・トラクトグラフィーを用いて
12人の宇宙飛行士たちの 出発前と帰還後の脳をスキャンし、 比較することにしました。
結果、 宇宙空間での長期滞在(平均172日間)は、 脳の運動野間の接続を広範囲で 変化させていたことが判明します。
特に大きな変化がみられたのは、 脳の左右を繋ぐ部分(脳梁)、 脳の側面と前方を繋ぐ部分(弓状束)、 大脳と脊髄を結ぶ部分(皮質隋経路)、
さらに意思決定や運動機能をつかさどる 線条体と思考の中枢である 大脳皮質を結ぶ部分(皮質線条体)、 四肢の感覚を小脳に伝える部分(小脳路)などであり、
運動野間の接続路(白質路)の構造的に、 微細な変化が起きていることが発見されました。
宇宙空間での生活が、 運動野同士のような大規模な接続性に 影響していることを示したのは、 この研究が最初です。
研究者たちは、 これらの変化は脳が無重力状態での 運動方法に適応する過程で 発生したと考えています。
地上での移動方法(二足歩行など)に 適応した神経接続である 「これまでの型」は新しい 宇宙環境では役立ちません。
そのため脳は領域間の接続性を 再配線することで、 自らを「新たな型」へ変化させたと 研究者たちは結論しました。
しかしより重要な点として 「新たな型」へ変化が 運動能力の適合に留まらない 可能性があったのです。
変化は感覚、視覚、言語にも及び宇宙適合した新人類を創り出す
変化は感覚、視覚、言語にも及び宇宙適合した 新人類を創り出す
この研究からは、 大規模な神経接続の再編成を行い、 自らを無重力環境に適合させている 可能性が示されました。
これまでの研究によって宇宙環境での生活が、 運動野のような特定の領域内での 神経接続を変化させることは知られていましたが、
運動野間のような大規模な接続性の変化が 起きていることが示されたのは、 この研究が最初です。
さらに研究者たちは、 確認された領域の接続性の変化は、 運動機能だけでなく「感覚」「言語」「視覚」など 無数の機能に影響を与える 可能性があると考えています。
脳の左右・前後・上下の接続性の変化は 神経ネットワーク全体に多大な 影響を与える可能性があり、
運動機能を越えて精神や認知機能に 長期的な変化を促す可能性があるからです。
実際、 地球への帰還後7カ月が経過した 宇宙飛行士の脳を再度スキャンしたところ、
宇宙生活で獲得された接続性の変化が 地球に戻った後も維持されていることが示されています。
この結果は、 一度宇宙に適合した脳は、 地球に戻った後も長期にわたって 変化したままであることを示します。
もし人類が大規模な宇宙進出を果たした場合、 この持続的な接続性の変化は、 多くの人々の脳に発生し、
いつかは宇宙に適合した 「新しい型」の神経接続を持つ人々が 多数派を占めるようになるかもしれません。
研究者たちは今後、 脳の接続性の変化が宇宙飛行士の 精神に与える影響を調べていくとのこと。
宇宙環境が人の精神にどのような変化を与え、 人の感覚や認知機能をどのように 変革するかが明らかになれば、
現代の宇宙飛行士たちや未来の子孫の 健康管理にとって、 有用な基礎データとなるでしょう。
<参考: ナノロジー>
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