驚き、人体のメカニズム
 
 
 「髪の毛の神秘」(1)
 
見た目だけじゃない?
 
人体の生命維持にも不可欠な
「髪の毛」の神秘!!
 
 
 
暑い夏が終わり、
ふと鏡にうつる自分を見て髪の毛の
衰えに気が付いたという方は
いらっしゃいませんか?
 
 
夏の紫外線による痛みに加え、
秋への季節の変わり目は、
 
一年で最も抜け毛が増える時期。
 
 
今回はそんな外見上のお悩みでなくて、
実は人間の体にとっては
大切な働きを担っている
 
 
 
「髪の毛」の神秘を探ってみたいと思います。
 
 
 
 
 
 
 
 
髪の毛の構造はどうなっているの?
 
 
頭髪、
 
 
いわゆる髪の毛はいったいどのくらい
生えているのか想像つきますか?
 
日本人の平均では、
なんと10万本と言われています。
髪の毛の太さは0,06㎜~0,07㎜ほどで、
細い人では0,04㎜。
 
しかしその中身は精巧で、
 
 
大きく分けて
三つの層から成っています。
 
 
まず一番外側、
 
私たちが普段目にする部分を
「毛表皮」と言います。
 
 
別名「キューティクル」とも呼ばれ、
シャンプーのCMなどで
耳にした事があるのではないでしょうか。
 
キューティクルはとても固くて、
外部の刺激から守る役割を担っています。
 
 
キューティクルの下には
 
「毛皮質」(コルティックス)
言う部分があり、
ここが髪の毛の中で
一番分量が多い部分です。
 
 
そしてこの「毛皮質」の下に
髪の毛の芯となる
「毛髄質」(メデュラ)があります。
 
 
これらの構成成分は
ケラチンタンパク質が99%を占めており、
これは18種類のアミノ酸が
結合して出来ています。
 
 
こうした三層構造からなる髪の毛は、
頭皮に生えていますが、
 
その根っこは表皮のしたの
真皮層、皮下組織にまで届いています。
 
 
毛根には「毛母細胞」があり、
頭皮の毛細血管から
「毛乳頭」に運ばれた栄養と酸素によって
細胞分裂をすることで、
髪の毛が伸びるという仕組みです。
 
 
髪の毛は
 
 
1日に0,3㎜伸びると言われています。。
ただし生まれてからずっと同じ髪が
伸び続けているのではなく、
平均で4~6年の寿命を全うすると
抜けてしまいます。
 
 
毛根が健康な状態であれば、
抜けたところからは
新しい髪の毛が生えてきます。
 
 
これをヘアサイクルと言い、
健康な髪の毛はヘアサイクルも順調です。
 
 
 
人体における髪の毛の役割とは?
 
 
ところで、
この髪の毛は人体においてどのような
役割を担っているのでしょうか。
 
 
魅力的な見た目のため、
 
 
いえいえ、
実は大きく分けて三つあります。
 
 
1、頭を守るクッションとしての役割
 
 
髪の毛が生えてる「頭」は、
中に「脳」が入っていますね。
言うまでもなく、
脳は人間の生命維持にとって
最も重要な器官です。
 
 
脳は頭蓋骨で守られていますが、
さらにその外側から髪の毛という
クッションで包むことで丈夫に
守られているのです。
 
 
 
2、温度変化に耐える
    断熱材としての役割
 
 
 
暑さや寒さによる温度変化から
脳を守る役割としても
髪の毛は役立っています。
 
 
また皮膚ガンの原因ともなる
有害な紫外線が頭皮に届かないよう
守る役割もしてくれています。
 
 
 
3、有害物質排泄器官としての役割
 
 
 
覚せい剤事件や毒物事件などのときに
「髪の毛を分析した」という
話を聞いたことがないでしょうか。
 
 
驚くべきことに、
人間には取り込まれた有害物質を
尿などの排泄や発汗の他に、
髪の毛からも排泄しているのです。
 
 
中でも人体に有害な重金属類は、
髪の毛から排泄されることで
知られています。
 
 
 
髪の毛にまつわる三大お悩み!!
 
 
 
このように髪の毛は
ファッション性だけでなく、
人体の生命維持という
観点から見ても
 
重要な役割を担っていることが
分かりました。
 
 
例えば、
薄毛の方は有害な重金属の
排泄がうまくいかず、
 
体に蓄積していって健康を
損なっています。
 
 
皆さんも髪の毛に関する悩みが
一つもないという方は
少ないのではないでしょうか。
 
 
 
 
 
 
 驚き、人体のメカニズム 
 
 
「髪の毛の神秘」(2)
 
 
見た目だけじゃない
人体の生命維持にも
不可欠な存在「髪の毛」の神秘
 
 
暑い暑い夏が終わり、
ふと鏡にうつる自分を見て
髪の毛の衰えに
気が付いたという方は
いらっしゃいませんか?
 
夏の紫外線による痛みに加え、
秋への季節の変わり目は、、
一年で最も抜け毛が増える時期。
 
今回はそんな外見上のお悩みだけでなく、
実は人間の体にとっては
大切な働きを担っている「髪の毛」の神秘を
探ってみたいと思います。
 
 
 
1、白髪
 
 
年を取るにつれて白髪に
なる方もいれば、
若白髪などと言われて
子供の頃から白髪に悩む方もいます。
 
実は髪の毛は出来たての時は
白いのです。
そこに「メラニン色素」が
混ざることで色が付きます。
 
 
日本に多い黒髪は
メラニン色素の中でも
「ユーメラニン」と呼ばれる
黒色メラニンによって着色します。
 
 
逆に欧米人に多い明るい
髪色を作っているのは
「フェオメラニン」で、
これらのメラニンの組み合わせにより、
髪色が変わります。
 
 
つまり白髪というのは
なんらかの理由で
メラニンが作られなくなり、
できたての白い毛に
色を付けられていない
状態だということです。
 
 
メラニン色素は、
メラノサイトという細胞において
チロシナーゼという酵素が
働いて作られるのですが、
チロシナーゼは老化によって減少します。
 
 
したがって老化による白髪というのは、
チロシナーゼが働かなくなって
出てくると言えます。
 
 
老化以外の理由では、
チロシナーゼの働きに
欠かせないのがミネラルの
欠乏(栄養不足)、
 
 
不摂生な生活による
自律神経の乱れ
(血行不良、ホルモンの分泌)
などの理由があります。
 
 
子供の頃からパット見ただけで
目立つほどの若白髪に関しては、
遺伝的な理由が大きいようですが、
 
 
まだ研究が進んでいないのが
どうやら現状のようです。
 
 
2、抜け毛
 
 
抜け毛の原因は男女で
大きく異なります。
 
まず男性の場合は、
男性ホルモン
 
「テストステロン」の変化による
AGAであることがほとんどです。
 
 
AGAは男性型脱毛症のことで。
テストステロンが
Ⅱ型5aリダクターゼという
酵素によって
 
「ジヒドロテストステロン」という
男性ホルモンに変換されてしまいます。
 
 
このジヒドロテストステロンが
毛根を攻撃して萎縮させ、
 
ヘアサイクルが異常に
短期となり、
抜け毛につながります。
 
 
女性の場合は、
AGAの女性版である
 
FAGAやホルモンの乱れ、
ストレスが原因
である脱毛が多いと言われています。
 
 
FAGAは閉経後に
女性ホルモンの分泌が
 
男性ホルモンの分泌を
下回ってしまうことで
抜け毛につながってしまいます。
 
 
同じホルモンを理由とするもので、
出産後に抜け毛が増加する
分娩後脱毛症があります。
 
 
これは妊娠中に減少していた
エストロゲンというホルモンが、
 
産後急激に増加することで、
抜け毛につながるのです。
 
 
出産をすれば10代20代でも起こり得ます、
 
 
そのほか男女に共通して起こる
抜け毛の原因は、
ストレスや食生活の乱れ、
誤ったヘアケア方法などです。
 
 
3、傷み
 
 
一度剥がれてしまった
キューティクルは、
実は修復できないのです。
 
 
そのためダメージホールと呼ばれる、
コルテックスが流出してできた
「隙間」を補修し、
 
 
さらなるキューティクルの剥がれを
予防するしかありません。
 
 
効果的なのは、
ダメージヘア用のトリートメント剤、
 
 
これで補修しながら
あとは新しく生えてきた
髪の毛が痛まないよう、
ケアしていく必要があります。
 
 
 
〇さらに健康な髪の毛をつくるために・・・・
 
 
 
健康な髪の毛のためには、
健康な頭皮が不可欠です。
 
頭皮や毛根の血行をよくするには、
ピーナッツやゴマなどに含まれる
ビタミンEがお勧めです。
 
 
シャンプーのすすぎ残しは
百害あって一利なしなので、
 
頭皮からも十分に洗い流してください。
 
 
そして何度も出てきますが、
やはり正しい生活習慣。
 
 
特にお肌のゴールデンタイムと呼ばれる、
夜10時から2時までの間は、
 
頭皮にとっても一番細胞分裂の
盛んな時間帯なので、
睡眠をしっかり摂りましょう。
 
 
一ヶ月で一センチ以上も伸びる髪の毛。
 
 
効果が見えやすい部分なので、
今日から少しでも意識して
 
健康な髪の毛と長~い
お付き合いをしたいですね。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
  
 
 
 
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