2026/2/16

局所作用で片頭痛を 改善する「頷厭」。 耳鳴りやめまい、 歯痛も軽減するツボです

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

局所作用で片頭痛を

改善する「頷厭」。

耳鳴りやめまい、

歯痛も軽減するツボです

 
 
 
 

 

 
不調スッキリ! 毎日のツボ押し365 
 
中医学のエキスパートである鍼灸師の兵頭 明先生が、
 
ツボの効能や位置、効くメカニズムを解説します。
 
健康の土台作りに、不調改善に、
 
1日1分のツボ押しを習慣にしましょう。
 
 
 
 
 
 
 
頷厭(がんえん):
 
胆経のツボ

ツボ名の由来

 
 
 
「頷」は下あごのことを指し、
 
「厭」は合わせることをいいます。
 
 
頷厭というツボは、咬筋の上にあり、
 
下顎が運動するとき
 
咀嚼筋の動きに合わせて動くので、
 
 
 
頷厭と名づけられています。
 
 
 
 


頷厭(がんえん):胆経のツボ

 

ツボの場所

 
頭維(ずい)というツボと曲鬢(きょくびん)という
 
ツボを結ぶ弧線の上から4分の1のところ
 


刺激の仕方

人差し指、または中指の腹をツボに当て、
 
垂直に3呼吸ほど押します。
 
 
これを左右同時に3回繰り返しましょう。
 
刺激を強くしたいときは、
 
垂直に押しながら、指を回してもいいです。
 
 
 
 

効能・作用


片頭痛、耳鳴り、めまい、歯痛など


1.局所作用として、
 
片頭痛を緩和させる作用があります。


2.胆経は耳の中に入り、
 
下って頬車(きょうしゃ)のツボを経て手足の
 
陽明経と交わっています。
 
 
このことから耳鳴りや歯痛を
 
緩和させる作用があります。
 
 
また内耳の異常によるめまいを
 
緩和させる作用もあります。
 
 
 


【豆知識】

1.「頷」はうなずくことでもあり、
 
「厭」はうっとうしいという意味もあります。
 
 
頷厭というツボは、
 
頭頸部の痛みで首が回らないために、
 
 
うなずくことができず、
 
うっとうしい状態を治すことから、
 
「頷厭」と名づけられたという説もあります。
 


2.手足の陽明経は歯に入っています。
 
頷厭は手足の陽明経と交わっており、
 
そのルートを通じて、
 
歯痛を緩和させる作用があります。