2018/12/1

地球と美容はつながっている(アレルギーの問題)

 
地球と美容はつながっている
(アレルギーの問題)
 
「年々増加するアレルギーの問題」
 
 
近年、
多くの子供たちが生まれつき
アトピーや喘息などの
アレルギーに悩まされています。
 
また大人になってから突然、
何らかのアレルギー体質になったり、
その他の免疫疾患に苦しむ人も年々、
増えています。
 
 
 
     
こうしたアレルギーの原因となるのは
 
工事からの排煙や汚染された水、
食品添加物や農薬に汚染された
食べ物、プラスチック製品、
住宅や家具に使われる建材や塗料など、
 
様々な要因が重なり合い、
また個人差があると言われています。
人によっては原因不明の場合もあります。
 
しかし今一度、
これらの原因をよく見渡してみましょう。
 
共通するのは、
すべて石油を原料とするということ。
つまり石油から作られた
化学合成物質によって、
 
人間に害を及ぼされている
ことがわかります。
 
また私たちの日常生活にあふれた
化学合成物質の存在を考えると、
原因不明のアレルギーとも
無関係だとは
言えないことが実感できます。
 
 
美容関係のアレルギーや
トラブルに注目してみると、
合成シャンプーによる慢性的な手荒れ、
 
ネイルのマニキュア溶剤アレルギー、
化粧品やヘアカラーによる
肌トラブルやアレルギーなどがあげられます。
 
近年には加水分解小麦を使った
石鹼による小麦粉アレルギー、
美白化粧品の使用による
白斑症状の集団発症などが、
記憶に新しいでしょう。
 
アレルギーで肌や髪の毛、
爪が荒れていることは、
見た目に大きく影響を与えます。
 
それは男女問わず、
心にも影響を与えることでしょう。
 
健康でなければ、
美しくはなれません。
 
健康であることが、
美を生み出します。
 
つまりアレルギーの問題は、
美容とも深く関わってくるのです。
 
 
 
 
「現代の人工的な美容~美容と健康の関係」
 
 <参考:BEAUTY&ECOONE>
 
 
さて改めて「美容」と聞くと、
どんなイメージがあるのでしょうか?
 
例えば、
 
最近の若者たちに人気のお洒落な
美容法といえば、
色とりどりのヘアカラー、
ボリュムたっぷりの
マスカラやつけまつ毛、
耳に穴をあけたピアス、
ゴージャスなネイルアートなどが
見受けられます。
 
ここで注目したいことは、
これらの美容法には、
驚くほどの
化学合成物質が用いられていること。
 
またその結果、
若者たち自身を
傷つけてしまっていることです。
 
美容の専門家であれば、
過酸化水素(オキシドール)で脱色して、
髪に合成色素を入れるヘアカラーが
髪の毛や頭皮を痛めることは、
 
よくご存知でしょう・
 
特に最近問題となっている
「パラフェニンレンジアミン」
「パラトルェンジアミン」
など通称「ジアミン」は、
高いアレルギー性がある合成成分です。
 
おまけに身体にも有害成分が蓄積し、
発がん性が指摘されています。
 
その他にも、
落ちないマスカラには
強力なクレンジング剤が使われ、
つけまつ毛には接着剤。
 
これらは目の周りの薄い皮膚や、
あるいは目そのものを傷つける
ことがあります。
 
ピアスは金属アレルギーの原因となります。
 
またネイルアートに使われる
発揮性の溶剤は、
多量に吸い込むことで
喘息を引き起こすことがあります。
 
そして接着剤を塗り重ねるような
ジェルネイルなども爪自身の
細胞を壊してしまうなど、
健康面で問題があります。
 
一見するとキレイに見える、
まだ若い肌もメイクをとると、
ファンデーションや基礎化粧品を
原因とする肌荒れや
かぶれが見られるかもしれません。
 
 
これを美しいといえるのでしょうか?
 
 
化学物質を用いた人工的な美。
 
こういった今の美容のままでは、
自分自身を傷つけることになります。
そして当然これらは地球環境汚染にも
つながっているのです。
 
 
「美容が地球を破壊している」
 
 
美容が地球環境の破壊につながる。
 
それは美容に用いられる
化学物質の存在を考えれば、
何も大げさな話ではないありません。
 
環境の汚染は回り回って、
人のアレルギーや深刻な病気の
原因となります。
 
例えば、
スクラブ洗顔料として石けんや歯磨き粉、
洗剤などにも使われている
化学合成物質のマイクロビーズ。
 
これは直径0,5ミリ以下の
プラスチック粒子で、
水に溶けにくい性質があり、
 
自然界では循環できません。
 
そのためマイクロビーズが原因で
河川や海の水質汚染が起こり、
 
魚が食べることで、
人間にも影響を及ぼす事が
危惧されてきました。
 
すでにアメリカでは2015年末に
法律が成立し、
 
2017年からマイクロビーズ入りの
製品の製造・販売および輸入も
禁止されてます。
 
しかし日本では今のところ、
マイクロビーズについては検討が
始まったばかりで、
 
法律の成立まで、
まだ時間が掛かりそうです。
 
また法律では特に規制されていなくても、
 
環境を汚染する化学合成物質は
数多く存在します。
 
一般的に化粧クリームやシャンプーなどに
使用されている合成界面活性剤も、
海や川の生態系を壊してしまうのです。
 
 
「美容の専門家だからこそ
出来ること~自然と調和した美」
 
 
現代のライフスタイルや価値観を
変えることは非常に難しいことです。
しかし美容の専門家だからこそ出来ること。
 
それは自然と調和した美容を
追求することではないでしょうか?
 
まずは美容の専門家が身体に
危険な化学合成物質を知り、
それらを使用しないことです。
 
最近では、
合成界面活性剤を使用しない
化粧品やシャンプーも
開発されています。
 
こうした人や動物や植物、
そして地球も傷つけない
環境にやさしい製品を用いた美容こそが、
 
本当の美を誕生させるのだとおもいます。
 
 
 
 <参考:BEAUTY&ECOONE>
 
 
 
 
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