【トレーニング】
「手足のおしくらまんじゅう」で
足底筋群を強化
「手足のおしくらまんじゅう」をすると、
よいことがたくさんあります。
1.歩行が安定し、転倒予防につながる
歩いているときに、ちょっとした段差につまずいたり、
傾斜でバランスをくずしたりしても、
しっかり踏ん張れるようになり、転倒を防げます。
2.土踏まずのアーチがしっかりする
土踏まずの「アーチ」は、
足底筋群によって支えられています。
足底筋群が弱るとこのアーチがくずれ、
ひどい場合は偏平足になることもあります。
3.衝撃をやわらげ、
関節への負担を軽減する
土踏まずは、歩くときに少し沈み込み、
クッションのように地面からの
衝撃を吸収してくれます。
この沈み込みがないと、
着地をするたびに腰やひざに大きな
衝撃がかかります。
着地時の衝撃は、体重の約1.2倍とも。
体重が50kgの方なら、
一歩ごとに約60kgもの力が
足にかかるということですね。
土踏まずがあるからこそ、
この力を分散できるのです。
4.関節のねじれを防いで、
体のゆがみを予防する
土踏まずがアーチ状になっていないと、
どうなるでしょう?
歩くときに足が内側に傾きやすくなるので、
足首やひざ、
股関節に不自然なねじれが生じてしまいます。
この状態が続くと体がゆがんで、
あちこちに痛みが出ることもあります。
5.冷えやむくみを改善する
足裏全体の血流が促されるので、
足元の冷えの改善はもちろん、
むくみの予防や軽減にもつながります。
特に長時間の立ち仕事をしている方や、
座りっぱなしのことが多い方が行うと、
血液やリンパの流れがよくなって、
足がすっきり軽く感じられるようになります。
やり方はとても簡単です。
(1)素足になって床に座り、
両足を伸ばします。
(2)片方のひざを曲げて、
もう一方の足の上に乗せます。
上に乗せたほうの足の指と指の間に、
手の指を交互に差し込むようにして組みます。
(3)手で足指を後ろに倒すように押しながら、
足指は反らないように力を入れてこらえます。
手と足で「おしくらまんじゅう」をする
イメージで、押し合います。
この状態を30秒ほど維持しましょう。
手と足で押し合うことで、
足底筋群にしっかり負荷がかかります。
1日に行う回数は、1〜3回です。
床に座って足を伸ばすのが
大変な方もいるでしょう。
その場合は、
イスに座って行っても問題ありませんが、
座面が広くて安定したイスに座って行ってくださいね。
座面が狭いイスだと、
手足に力を入れた勢いでバランスをくずして、
転倒してしまう危険性があるからです。


