食育を通じて、
日々の食事にもっと関心を持ってもらいたいと私は考えます。
そんな思いで、
SNSやブログなどを通じて「食」と「心」、
そして「日本の知恵」について日々発信しています。
あなたは、
こんな毎日を送っていませんか?
朝はギリギリまで寝て朝食を抜く、
昼はコンビニで済ませ、
夜はストレスからつい食べすぎてしまう。
気づけば、
「なんだか疲れが取れない」
「集中力が続かない」
「気分が落ち込みやすい」などの経験です。
その不調、
実は 腸の疲れ が原因かもしれません。
今回のテーマは「発酵がもたらす『腸からの再生力』」です。
昔ながらの日本の発酵文化には、
乱れた現代人の心と体をやさしく整える力が隠されています。
読み終えたときには、
「今日からちょっと発酵を取り入れてみよう」と
感じてもらえるはずです。
それではいつも通り、
初めての方にも、
できるだけわかりやすく解説していきますね!

出来上がった食事
簡便です!
それだけでいいのでしょうか?
■どうして発酵が
『腸からの再生力』を生み出すのか?
ポイントは3つです。
① 腸内フローラを整える
味噌・納豆・ぬか漬け・甘酒などに含まれる
乳酸菌や麹菌は、腸の中で善玉菌を増やし、
腸内バランスを保ってくれます。
腸が元気になると、免疫力が上がり、
疲れにくい体に。さらに、
栄養の吸収効率も高まり、肌の調子まで変わってきます。
② ストレスと感情の安定を助ける
腸は「第二の脳」と呼ばれるほど、
心と深くつながっています。
腸内環境が整うと、
幸せホルモンと呼ばれるセロトニンが活発に分泌され、
気持ちが落ち着きやすくなります。
ストレス社会の中で、
発酵食品は心のサプリのような存在なのです。
③ 自然なデトックスで体をリセット
発酵食品には、
腸の働きを促し老廃物を排出する効果があります。
腸がスムーズに動くと、血流も良くなり、
代謝が整い、
体の内側から生まれ変わるような
「再生の感覚」を取り戻せます。
■すぐにできる「発酵ちょい足し」習慣
朝の目覚めに:
ごはん+味噌汁+納豆
→ 腸が動き出し、自然と体もスイッチON!
昼の疲れ予防に:
焼き魚定食+ぬか漬け
→ 発酵の塩味と香りが食欲を引き出し、
血糖値の上昇もゆるやかに。
夜のリセットに:
豆腐と野菜のお鍋+ポン酢(発酵調味料)
→ 胃腸をやさしく休めながら、
腸が明日へのエネルギーを作り出します。
おやつタイムに:
甘酒 or ヨーグルト+きなこ
→ 腸内善玉菌を増やし、
自然なリラックスをもたらします。
