2024/6/5

【整体プロが指南】「え? まだもんでるの?」ほぐすのはココ!「詰まりやすい10ヵ所」

 
 
 
 
 

【整体プロが指南】

「え? まだもんでるの?」

ほぐすのはココ!

「詰まりやすい10ヵ所

 
 

「自力整体」とは、整体プロの技法を自分におこなう人気メソッドです。現在15,000人が実践中。「久しぶりにぐっすり眠れた!」「10年間苦しんできた慢性痛から解放された!」「健康的にダイエットできた!」と絶賛の声が続々。「3分以内でできる悩み解決ワーク」を集めた著書『すぐできる自力整体』も好評。著者の矢上真理恵さんは、「不調のほとんどは自力整体で解消できる」と語ります。今回は、自力整体の考案者であり、50年近く鍼灸師・整体治療家・ヨガ講師としても活動されてきた矢上裕さん(矢上真理恵さんのお父様)もお迎えし、東洋医学の視点から、初夏に出やすい不調の解決法を数回にわたりお届けします。
監修:矢上 裕 矢上予防医学研究所所長、自力整体考案者、鍼灸師・整体治療家

 
 
 
 

 

 

先日NHKで放送された鍼灸や漢方を特集した

「東洋医学を科学する」という番組で、

矢上真理恵さんの書籍でも紹介されている

ツボ指圧などが紹介されていました。

 

矢上裕:ツボのような詰まりやすい

場所を知っていると便利です。

手軽に自分で体調を整えられたらラクですよね。

やみくもにもんだりするより効果的です。

 

しかし経絡やツボの位置は人により少し違うもの。

ツボは300個以上あるなど、

鍼灸師ではない限り、

正確に見つけてほぐすのは至難の業。

 

そこで自力整体では、

とくに流れが滞りやすい関節を動かしたり、

のばしたり、ゆらしたりすることで、

流れをよくしていきます。

 

 

肩コリなら、ココをほぐして!

 

たとえば、肩コリをほぐすなら、

経絡やツボが集中する手首を刺激していきます


自力整体でおこなう場合は、

図1のように、床に座って手の甲を床におき、

軽く体重を乗せながら体をゆすり手首を刺激するだけ。

 

たったこれだけで、

肩コリのほか、眼精疲労、偏頭痛、肩関節痛、

ぎっくり腰、生理痛など婦人科系のトラブル、

股関節痛、ひざの痛みまで和らげます

 

 

 

詰まりやすい10ヵ所

 
 

そこで、知っていると役に立つのが、

「詰まりやすい10ヵ所」(図2)


ここを意識しながら、もんだり、

ほぐしたりすると、とても効果的です。

 

 

【整体プロが指南】「え? まだもんでるの?」ほぐすのはココ!「詰まりやすい10ヵ所」

 

 

【図1】詰まりやすい手首を刺激するワーク


【図2】詰まりやすい10ヵ所


<正面>手首、のど、腕の付け根(脇)、

みぞおち、指の付け根、股関節、手のひら、足の裏


<背面>首の後ろ、肩甲骨と背骨の間、仙腸関節

 

 

ウェブ読者のみなさんにも、

真理恵さんの書籍『すぐできる自力整体』から、

梅雨の時期に役立つワークをご紹介ください。

 
 
 

首・肩コリ、目の疲れ、

気分を落ち着かせる

「手首の刺激&内関のツボ押し」のワーク

 
 
 

画像を見ながらおこなうとわかりやすいでしょう

 

 

【整体プロが指南】「え? まだもんでるの?」ほぐすのはココ!「詰まりやすい10ヵ所」
【整体プロが指南】「え? まだもんでるの?」ほぐすのはココ!「詰まりやすい10ヵ所」

 

 

◎「手首の刺激&内関のツボ押し」のワーク

 

 

【手順1】
◆正座をしたら、両手の甲を床へ、

手首に軽く体重をかける(手の指はひざ側に向ける)


◆上体を前後左右にユラユラゆする

※手首のほぐれを感じましょう

【手順2】
◆四つんばいになり、右手の甲を床へ置く

【手順3】
◆右手を左ひざの方向へスライド

【手順4】
◆左ひざで手首の内側にある「内関のツボ」を踏む


※「内関のツボ」は手首のシワから指3、4本上あたり。

脳のリラックスに役立ちます

◆両手をのばし、お尻をかかとにつけて休む(は~っと深呼吸)

【手順6】
◆反対側も同様におこなう

 

 

時間に余裕のある時は、

書籍『すぐできる自力整体』で紹介している

「驚くほどほぐれる4つのコース」

 

 

 
 
 
 
 
すぐできる自力整体
 
すぐできる自力整体
矢上真理恵 著/矢上 裕 監修