2022/2/5

美容と健康法 乾布摩擦

 
 
 
 
 
美容と健康法
 
乾布摩擦を始めました。
と言いたいところなのですが、
 
実は用いる道具が布ではありません。
 
ステンレス・スチール製のマッサージ用の
ヘラを使用しております。
 
これは整体師さんが筋膜をはがす時に
使う道具として販売されている者なのですが、
 
初めに見た時には包丁のような形と、
ずっしりと重たい感覚に驚きました。
 
でも実際に手に取ってみると、
本当に持ちやすいのです。
 
微妙なカーブが足の甲や恥骨の周辺など
といった細かいパーツにしっかりとフィット
するので、
使い勝手が申し分ないのです。
 
 
 
子供の頃に近所に暮らす明治生まれの
元気なご夫婦が毎朝、
 
乾布摩擦を習慣にしているという話を聞き、
以前にもほんの短い間だけ実践し
てみたことはありました。
 
(全身の皮膚を刺激することによって、
血行が良くなり、風邪を引きにくくなる)
 
と聞けば、
これは何とも魅了的ではありませんか。
 
ところが当時は痛いし寒いし、
どうにもこうにも続けられませんでした。
 
あの頃はお風呂場で裸になって、
木綿の布で全身の皮膚をこすり続けて
いたにです。
 
明治生まれの方々と違って戦後生まれの
現代人ですから、
 
なにしろ根性がありません。
 
 
 
最近、
朝の起きかけに足がしびれていて、
階段の上り下りさえも、
きつく感じる時があります。
 
また、
今年は例年に比べてかなり寒い
といううこともあって、
 
しもやけも醜く足の指はもちろんですが、
手指まで赤く腫れてきました。
 
なにしろ瘦せすぎで新陳代謝が良くない
上に、
 
顔色と血流が悪いという典型的な
虚弱体質ですから、
 
 そう打ち明けると
「運動しなければ、体を動かすとポカポカするよ」
 
などと口々に言われますが、
縦のものを横にするのも面倒なほどの
横着者。
 
祖母が元気だった頃は
「さやかちゃん、トイレは誰かに
代わって行ってもらうことはできんよ」と
呆れられていいたくらいです。
 
 
とはいえ、
年々強くなる冷え性を改善するためには、
さてどうするか。
 
入り入り考えた結果、
 
ジョギングやマシントレーニングではなく、
乾布摩擦に行きつきました。
 
ただ私は皮膚がかなり弱いため、
摩擦を与えることは極力避けてきました。
 
ちょっとでも強く刺激すると真っ赤になり、
痛みやかゆみが出てしまうのです。
 
それに強くさするのはシミやたるみの
原因になりそうですし、
 
けれども医学書を読み、
皮膚や循環器の機能について
調べているうちに、
(そんなに神経質にならなくてもいい)
 と考え方が変わってきました。
 
 
首から上の肌は本当に薄くて
デリケートですが、
 
背中やお腹は大丈夫。
 
むしろ手足の末端などは毛細血管が細く、
血が届きにくいため、
 
積極的にマッサージした方が良い
パーツなのだとか。
 
そこで思い出したのは、
またしても祖母の言葉。
 
「しもやけは、搔いたら治るよ。
皮膚の上からこすっても十分血行は
良くなるから」
 
なるほど。
 
酸素を含む新鮮な血が届きにくい
足先は搔くだけでなく、
 
押したり、揉んだり、叩いたり、
とにかく刺激を与えることにより
活性化するのは合理的な考え方ですよね。
 
 
これって乾布摩擦と同じ原理ではありませんか。
 
 
 
そして乾布摩擦と言えば、
朝一番のイメージが強いですが、
私は必ずしも朝に行うわけではありません。
 
また、
摩擦による皮膚の炎症を避けるために、
あえて服を着たままでしています。
 
中学生男子の運動部のような
寒げいこでもなければ、
 
立派なお坊さんになるための
修行でもなく、
 
あくまで健康法の一つなのですから、
自分にとって気持ちよく長く続けられる
 
方法で実践すれば良いのではないでしょうか。
 
 
 
風邪予防や免疫アップなどの
即効性は期待できませんが、
 
皮膚は少しずつ丈夫になってきた
ことを実感しています。
 
手が荒れにくくなったことや、
湯上りに粉が吹くほど乾燥していた、
 
ふくらはぎやひじ膝の関節まわりも、
ほとんど気になりません。
 
血流を良くすることによって、
内側から改善されてきたのでしょうか。
 
ちなみに私が使用している、
ステンレス・スチールのマッサージ用器具は
「スキンストレッチ」という名称で販売されています。
 
ちょつと値が張りますが、
効果は抜群ですよ!
 
 
 
   

<参考:BEAUTY&ECOONE>

 

 
1喧嘩はするな、
2意地悪はするな、
3過去をくよくよするな、
4先を見通して暮らせよ、
5困っている人を助けよ、
 
 

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