「最近、どうも体が動きにくい...」
「若い頃とは違う、
体のあちこちの痛みが気になる...」。
そんなお悩みを抱える方に、
ぜひ知っていただきたいのが、
理学療法士・整体師の木村翔太さん、
通称「きむ先生」です。きむ先生は、
「痛みなく健康に過ごす」をテーマに、
なぜその症状が起こるのか、
どうすれば解消されるのかを分かりやすく教えてくれると、
多くの方に支持されています。
内ももがかたくなっていると、
ひざや足首が痛むかも?
内転筋とは、ももの内側にある筋肉です。
ここがかたくなると、骨盤が後ろに押し込まれたり、
おしりが外にせり出したりしてひざがX脚気味に。
その状態で立ったり歩いたりしていると、
ひざのX脚が足のアーチをつぶす原因となり、
ひざや足の痛みにもつながってしまうのです。
日常の歩き方や姿勢にも影響する部位なので、
しっかりケアしていきましょう。
内転筋のストレッチは難しいものが多いのですが、
椅子に座ってやると簡単にまわりの筋肉は
脱力した状態で内もものストレッチができます。
ひじを伸ばしたまま上体を前に倒すのがこのケアのポイント。
ひざを外に押し出す力が働いて、
内ももにも伸び感が出るはず!
前屈するだけでも十分ストレッチになりますが、
肩を前に入れてひざを外に押し出すことで
より伸び感を得られますよ。
結果、立ったときの姿勢もよくなる!
【股関節】座って内転筋ストレッチ
1.椅子に浅めに腰かけ、脚を広げ、
ひじを伸ばしてひざの内側に手を当てる。
2. ひじは伸ばしたまま、上体をゆっくりと前に倒す。
3. ひざを外に押し出すように肩を内側に入れて、
そのまま10秒キープする。
4. 反対側も同様に行う。
<参考:木村翔太>