2026/10/5

「小海」は不安感、 耳鳴りや難聴、 頬の腫れや歯痛、 肩や背中の痛みを軽減するツボ

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

「小海」は不安感、

耳鳴りや難聴、

頬の腫れや歯痛、

肩や背中の痛みを軽減するツボ

 
 
 

 


 

小海(しょうかい):小腸経のツボ

ツボ名の由来

 
「小」は、ここでは小腸経を指しています。
 
 
小海は小腸経の合穴(ごうけつ・下部の
 
「豆知識」2を参照)であり、
 
 
小腸経の気血は川が海に入るように
 
ここに集まっていることから、
 
小海と名づけられています。
 
 


小海(しょうかい):小腸経のツボ

 

ツボの場所

 
肘頭(ちゅうとう)と上腕骨内側上顆
 
(じょうわんこつないそくじょうか)の間のくぼみ
 


刺激の仕方

肘を曲げて手のひらを顔に向け、
 
反対側の親指の腹で小海を垂直に押さえます。
 
 
小海を押さえたまま、
 
肘をゆっくり前後に5回動かします。
 
 
これを3回繰り返しましょう。
 
精神不安には両側の小海を用い、
 
精神不安以外の下記の症状には患側
 
(症状がある側)の小海を使うこととします。
 
 
 

効能・作用

 
精神不安、耳鳴り、難聴、頬の腫れ、
 
歯痛、肩・背部の痛み、肘の痛みなど



1.小腸経は神志を主管する心に連絡しており、
 
小海は心に働きかけて精神を安定させることにより、
 
精神不安を緩和させる作用があります。
 
 


2.小腸経は耳の中に入っていますが、
 
小海は小腸経のツボの中でも耳鳴り、
 
難聴の症状を緩和させる作用があります。
 
 


3.頬の熱を冷まし腫れを抑えることにより、
 
頬の腫れや歯痛を緩和させる作用があります。
 
 


4.小腸経の経絡の通りをよくし、
 
気血の巡りを改善することにより、
 
小腸経が巡っている部位の肩・背部の痛み、
 
肘の痛みなどを緩和させる作用があります。
 
 


【豆知識】

1.肘頭は、肘を曲げたときに尖って
 
飛び出る腕の骨(尺骨)の後ろ側の硬い部分のことです。
 
 
上腕骨内側上顆は、
 
肘の内側にある骨の出っ張りです。
 
 
この場所には、
 
手首を曲げたり指でものをつかんだりする
 
筋肉の腱がついています。
 


2.古代では十二経の気血の流れは、
 
まるで湧き水が次第に大きくなって流れ、
 
川から最後には大海原に帰っていくさまにたとえられています。
 
 
具体的には、「井穴(せいけつ)は出るところ、
 
滎穴(えいけつ)は留まるところ、
 
兪穴(ゆけつ)は注ぐところ、
 
経穴(けいけつ)は行くところ、
 
合穴(ごうけつ)は帰るところ」とされています。
 
 
 
 
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