2026/6/26

サルコペニア対策に最適な 【インターバル速歩】。 50代以上の骨年齢・筋力に 6カ月で結果が出た理由

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
サルコペニア対策に最適な
 
【インターバル速歩】。
 
50代以上の骨年齢・筋力に
 
6カ月で結果が出た理由 
 
 
 

日本発の歩き方が、

いま世界で注目を集めています。

 

その名も「インターバル速歩」。

ただ歩数を稼ぐのではなく、

“歩き方”そのものに秘密があるのだとか。

 

海外のSNSでバズり、

専門家も驚く効果が話題です。

 

開発者の能勢博先生に、

このウォーキングの魅力を伺いました。

 

10歳若返りを実感できるという効果を解説。

 

 

インターバル速歩で体力アップ。

10歳もの若返り効果を実感

 
 

ゆうゆう世代の大半の人が「若い頃より、

疲れやすくなった」

「疲れが抜けにくくなった」と感じていることでしょう。

 

それはズバリ、体力(=筋力+持久力)が落ちたから。

でも、「そうだよね。年をとれば体力は落ちるもの。

仕方ない」と、簡単にあきらめないで! 

 

何歳からだって体力はつけられるし、

今より疲れにくい体を手に入れることができるのです。



体力をつけるため、ポイントとなるのが「筋力」です。 



加齢に伴って筋肉の萎縮が起こります。

 

これを加齢性筋減少症(サルコペニア)と呼び、

加齢現象の一つで、誰も避けることができません。

 

そして、それに伴って、

安静時、運動時を問わず筋肉の代謝機能が低下し、

それに加えて筋肉が必要とする酸素を送る

心肺機能(持久力)も低下します。

 

さらに、

重要なことに、そのことが生活習慣病を

始めとするほとんどの加齢性疾患の

原因であることが最近明らかになってきました。

 



その解決策として、

「インターバル速歩」があります。

 

それによって、

筋力と持久力の両方をアップさせることができるのです。

 

 

<実証1>インターバル速歩で体力アップ

 

A=何もしないグループ
B=1日1万歩を歩くグループ
C=インターバル速歩をするグループ

 


に分けて5カ月間検証したところ、

Cグループのみ、筋力が13~17%、

持久力が10%もアップ。

 

すなわち、

体力年齢が“10歳も若返る”という結果が得られました。

 



体力年齢が10歳も若返ったら、

仕事も家事も今よりどんなにラクにこなせることか! 

趣味や旅行も10年前と同じぐらいの元気さで楽しめます。                                    

 

 

生活習慣病の予防&改善に

 
 

高血圧、糖尿病、脂質異常といった生活習慣病は、

食事の見直しと運動で予防&改善するのが基本です。

 

そして、

生活習慣病対策で勧められる運動の

代表選手がウォーキング。

 

でも漫然と歩くだけでは、あまり意味がなく、

ややキツイ運動を組み込むことが大切です。



毎日の散歩やウォーキングを

インターバル速歩に変えれば、

 

生活習慣病指標(生活習慣病のリスクを

判断するもの)が、

平均で20%も改善したという結果もあります。



「とくに体力低下を実感している人、

運動不足の人ほど、

インターバル速歩の効果を実感しやすいでしょう」

 
 

<実証2>

インターバル速歩で高血圧が改善

 

A=何もしないグループ
B=1日万歩を歩くグループ
C=インターバル速歩をするグループ

 


に分けて5カ月間検証したところ、

Cグループは最高血圧が平均9㎜Hg、

最低血圧が平均5㎜Hg低下したそうです。

 

特に、この最低血圧の低下は、

今後5年以内に脳卒中、

心筋梗塞などの循環器系の発作を

起こすリスクを40%も低下させるというから、

びっくり! 

 



実際、「最近の研究で、

インターバル速歩の早歩きのような、

ややキツイと感じる運動で、

硬くなった血管がやわらかくなることも

明らかになってきました」と能勢先生。

 



ぜひ今日からインターバル速歩を習慣にして、

血管のしなやかさを取り戻し、

体の中から若返りましょう。                                    

 
 
 
 

脳の血流もアップ、

記憶をつかさどる神経細胞の

成長が促される

 
 

「運動によって脳の血管が柔らかくなって

血流量が増加すると、

脳にも十分な栄養や酸素が届くため、

認知症の症状が改善すると言われています」

 



脳の血流が増加すると、

脳由来神経栄養因子=BDNFという

たんぱく質が盛んに作られるようになります。

 

BDNFは記憶をつかさどる海馬の神経細胞の成長、

再生を促し、

認知機能の維持や向上を促進する働きがある、

と考えられるのです。

 

 

<実証3>

インターバル速歩で認知機能が改善

 

平均年齢64歳の男女を何もしないグループ=A、

インターバル速歩をするグループ=Cに分けて、

5カ月間継続調査。

 

このうち軽度認知障害のある人に限って比較すると、

インターバル速歩をしたCグループの34%に

認知機能の向上が見られました。

 
 

骨密度もよりアップ

 

閉経後にリスクが高まる骨粗しょう症にも、

インターバル速歩は効果があります。

 

骨密度をアップさせて骨を丈夫にするためには、

骨に適度な圧力を与える必要があります。

 



ややキツイと感じるインターバル速歩の早歩きは、

瞬間的に骨にしっかりと圧力を加えることができます。

 

 

<実証4>

インターバル速歩で骨年齢が若返った

 

50歳以上の女性119人に6カ月間、

インターバル速歩をやってもらったところ、

骨密度基準値に比べて低下している人では、

腰椎で1.8%、

大腿骨頸部で1.0%も骨密度がアップ! 

 

「たった1~2%」と思うかもしれませんが、

50歳以上の女性で1年間に腰椎で0.4%、

大腿骨頸部で0.6%も骨密度が低下します。

 



ですから、

これだけ骨密度がアップしたということは、

たった6カ月間で骨年齢が3歳も

若返ったと考えられるのです。

 



インターバル速歩の効果はまだまだあります。

次回も引き続きその効果をご紹介しましょう。

 

 

お話を伺ったのは

能勢 博先生(信州大学医学部特任教授 医学博士)                                    

<参考: 植田晴美 >