2025/11/21

冬の不調を整える 「かぼちゃとにんじんの ポタージュスープ」のつくり方。 体を温め、めぐりをよくする ‟季節の養生スープ”

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
安曇野にあるホリスティックリトリート
 
「穂高養生園」の鈴木愛さんに、
 
冬の不調を整える
 
「かぼちゃとにんじんのポタージュスープ」
 
のつくり方を教えていただきました。
 
 
 
かぼちゃとにんじんは体を温める食材。
 
しょうがも入れてさらにポカポカに。
 
 


 

冬の不調を整えるスープ

 

寒い冬は、

冷えや乾燥で体の抵抗力が落ちて、

「腎」が弱りやすい季節。

 

そんな冬の不調を整えるスープを

「穂高養生園」の鈴木愛さんに

教えていただきました。

 

 

体を温め、

めぐりをよくする食材、かぼちゃ、にんじん、

玉ねぎにしょうがのしぼり汁を加えて。

 

ポタージュにすることで消化にもよいスープです。

 

 

「かぼちゃとにんじんの

ポタージュスープ」のつくり方

 
 
 
 
画像: 「かぼちゃとにんじんのポタージュスープ」のつくり方

 

 

かぼちゃとにんじん、

ふたつの甘味を合わせることで

奥深い味わいに。

 

しょうがを加えて、

体を温め、めぐりのよい体に。

 

 

材料(2~3人分)

 
 
● 玉ねぎ1個
● にんじん100g
● かぼちゃ25g
● しょうがのしぼり汁小さじ1
● 昆布のだし汁400mL
● 豆乳150mL
● 塩適量
● 太白ごま油小さじ1
● イタリアンパセリ適量

 

 

つくり方

 

 玉ねぎは薄くスライスし

、にんじんも薄切りにする。

かぼちゃはワタと皮をのぞき、

小さめのひと口大に切る。

 

 

 鍋にごま油を入れて中火にかけ

玉ねぎと塩ひとつまみを加えて炒める。

玉ねぎがしんなりしてきたらかぼちゃ、

にんじんを加え、

だし汁をひたひたくらいまで注いでふたをして、

弱めの中火で煮ていく。

 

 

 かぼちゃとにんじんがやわらかく

煮えたら火を止めて、

ブレンダーでなめらかにする。

 

 

 残りのだし汁と豆乳、

しょうがのしぼり汁を加えて火にかけ、

温まったら塩で味をととのえる

(火が強すぎると豆乳が分離するため、

静かに混ぜながら弱火にかける)。

 

 

 器に注ぎ、イタリアンパセリを添える。

 

 

鈴木 愛(すずき・あい)


「冬草」主宰。安曇野のホリスティックリトリート

「穂高養生園」で調理を担当するかたわら、

東京で「ととのえるスープの会」を

不定期開催。

著書に『なんとなく不調をととのえるスープ』