映画『ターミネーター』シリーズは、
見た目が人間そのまんまだけど
中身がメカというヒューマノイドでした。
俳優さんが演じているので
違和感がありませんでしたが、
いざ現実世界で人間に似せたロボが出ると
「不気味の谷」現象で薄気味悪く感じてしまいます。
画面が強いロボ爆誕
北京のロボット企業AheadFormでは、
完全にヒトにしか見えない
ロボットの顔を作っています。
精悍な顔だけが瞬きをしたり、
当たりをキョロキョロ伺う様子が超リアル。
たまに空いた口の中は向こう側が見えるので、
合成ではないことが分かります。
Video: AheadForm/YouTube
このモデル名は「Origin M1」とのこと。
使用目的は感情駆動型AIの研究や人との相互的なやりとりの研究、
動くキャラクターとしての展示などだそうです。
カツラや衣装などを着せれば、
真っ青の出来栄えになるでしょうね。
以前取りあげた「Ameca(アメカ)」と
同じコンセプトってことですね。
顔の中身は25個のマイクロモーターを内蔵し、
人間そっくりな表情を生み出します。
眼球にはRGBカメラが埋め込まれ、
マイクとスピーカーで
リアルタイムなやりとりが可能になります。
これでお喋りも流暢だったら、
ロボットだと分からない人も出てくるでしょうね。
ロボ・エルフがマジでエルフ
同社のエルフ型も精巧な完成度です。
ファンタジー世界でお馴染みの種族ですが、
首だけメカが見えているのでロボ・エルフなのが分かります。
Video: AheadForm/YouTube
展示用には胸像タイプもありました。
眉毛の植毛っぽさに目をつむれば、
肌の質感がマジ人間。
実写版『ロード・オブ・ザ・リング』の
ガラドリエルと見紛うほどです。