2025/10/1

貧血女子の救世主!ブロッコリーの“鉄吸収パワー”と4つのすごい力、食べ方のコツを管理栄養士が解説

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

貧血女子の救世主!

ブロッコリーの“鉄吸収パワー”と

4つのすごい力、

食べ方のコツを管理栄養士が解説

 
 
 
 
 貧血女子の救世主!ブロッコリーの“鉄吸収パワー”と4つのすごい力、食べ方のコツを管理栄養士が解説  
 

 

 

「ブロッコリーはビタミンCが多い」というのは

有名な話。でも実は、

 

「鉄分の吸収を助ける最強の相棒」

だということはあまり知られていません。

 

鉄を含む食材と一緒にとることで、

ブロッコリーは貧血対策の

“仕上げ役”として大きな力を発揮します。

 

 

 

ブロッコリーの

“4つのすごいチカラ”

 
 

● ビタミンCが“鉄吸収”を底上げする


ブロッコリー100gに含まれるビタミンCは

約120mg。

 

これはレモン果汁(約50mg/100g)よりも多く、

野菜トップクラスの含有量です。

 

ビタミンCは、植物性食品に多い“非ヘム鉄”を

吸収しやすい形に変える作用があり、

豆類や海藻と一緒に食べることで

鉄の利用効率がぐんとアップします。

 

 

● 鉄分も実は含まれている


ブロッコリー自体にも100gあたり

約1mgの鉄が含まれています。

 

量としては多くないものの、

“自ら鉄を含みつつ、吸収も助ける”という

二重のメリットを持っています。

 

 

● 葉酸が“造血ビタミン”として働く


ブロッコリーは葉酸も豊富(100gあたり約120μg)。

鉄分だけでなく、

赤血球の形成を支える栄養素を

同時にとれるのがポイントです。

 

「ビタミンC+鉄+葉酸」という組み合わせは、

まさに貧血予防のトリプルサポートといえます。

 

 

● 食物繊維&抗酸化成分で“血管と腸”も守る


ブロッコリーは100gあたり約5gの食物繊維を含み、

腸内環境の改善にも役立ちます。

 

さらにスルフォラファンやカロテノイドといった

抗酸化成分が、

血管や細胞のダメージを防ぐはたらきも

期待されています。

「鉄の吸収を助ける」だけでなく、

全身の健康に波及する食材なのです。

 

 

 

【注意点】

加熱でビタミンCが減る

 
 

ブロッコリーのビタミンCは水溶性で熱に弱いため、

長時間茹でると半分近く失われてしまいます。

 

おすすめは電子レンジで短時間加熱、

もしくは蒸し調理。

 

また、ゆでた場合はスープや味噌汁に

“ゆで汁ごと”使うと栄養ロスを減らせます。

 

 

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・ひじき煮にブロッコリーをプラス →

鉄の吸収率アップ。

 

・納豆+ブロッコリー和え →

鉄+ビタミンC+葉酸のトリプルサポート。

 

・あさりのパスタにブロッコリー添え →

魚介由来の鉄と合わせて吸収効率◎。

 

 

 

 

ブロッコリーパスタ
 
 
 

ブロッコリーは「ビタミンCが豊富な野菜」

というだけでなく、

 

鉄の吸収を助ける貧血対策の最強サポーター。

 

鉄を多く含む食材と組み合わせることで、

その効果は何倍にも広がります。

次にブロッコリーを食べるときは、

ぜひ“鉄の相棒として意識してみてください。