朝起きたらまず何を飲む?
水や牛乳などを色んな選択肢があると思うけど、
科学的根拠に基づいて、栄養や体、
精神などのあらゆる側面からの“健康”を
サポートする専門家・ホリスティックコーチの
AYUMIさんのおすすめは「昆布水」。
昆布水とは、その名の通り、
昆布を水出ししたもので、いわゆる昆布出汁のこと。
味噌汁や煮物に使うイメージが強いけど、
AYUMIさんによれば、
そのまま飲んでもさまざまな効果があるという。
「昆布にはミネラルや食物繊維が含まれており、
毎朝コップ1杯の『昆布水』を取り入れるだけで、
体をすっきりさせたいときのサポートになります」。
気になる昆布水の効果や飲み方を
AYUMIさんからご紹介!
昆布水がダイエットに効果的な理由
1.すっきり感を感じやすい
「昆布に豊富に含まれるカリウムは、
ナトリウムとバランスをとりながら働く
ミネラルのひとつとされています。
現代の食生活では不足しがちな成分であり、
日々のすっきり感を得たい人にとって心強い味方です」。
「昆布にはアルギン酸やフコイダンといった
水溶性食物繊維が豊富に含まれています。
これらは水に溶けるとゲル状になり、
食事から摂った油分などを包み込みやすい
性質を持つといわれています。
そのため、
食生活の中で取り入れることで、
日々のすっきり感を意識したい人に支持されています。
また、水溶性食物繊維は腸内で発酵されることで、
腸内環境をサポートするといわれています。
実際に、昆布水を続けている人の中には
『お腹の調子が整った気がする』
『すっきりした感じがある』といった声もあり、
美容や健康のために取り入れる人が増えています」。
3. 満腹感で食べ過ぎを防ぐ
「昆布水の魅力のひとつは“食欲の波”を
自然に穏やかにしてくれること。
食事の前にコップ1杯の昆布水を飲むと、
自然と胃がほどよく満たされ、水分補給にもなるため、
食べ過ぎを防ぐことができます。
食事制限をした無理なダイエットは、
我慢する反動で過食につながりやすいですが、
昆布水によって満腹感を感じるので、
過食には繋がりにくいのです。
ストレスなく食生活を整えられる点が、
魅力のひとつです」。
4. 脂肪燃焼を助ける成分
「昆布やワカメなどの褐色の海藻に含まれる
天然色素の一種フコキサンチンは、
抗酸化作用を持つ成分として注目されています。
研究では、脂肪代謝に関わる働きをサポートする
可能性があるといわれており、
健康づくりに役立つ成分として関心が高まっています。
また、昆布に含まれる
マグネシウムやヨウ素といったミネラルは、
体内でエネルギーをつくる
酵素の働きを助けるとされており、
日々の代謝リズムを支える栄養素です。
昆布水として取り入れることで、
健やかな生活を意識したい人にとって
心強い味方になります」。
昆布水の基本的な作り方
《材料(約2〜3杯分)》
・昆布 … 10g
・水 … 500ml
《作り方》
①昆布を軽く拭いて汚れを落とす。
(表面に白い物質がついていることがあるが、
これは旨味のもとのため落としすぎないように)
②清潔なボトルやピッチャーに水500mlを注ぎ、昆布を入れる。
③冷蔵庫で一晩(6〜8時間ほど)置いたら完成。
(夜に作っておけば、翌朝には飲みごろになっている)
<参考: >