2025/5/27

千円札を見つめるだけ! 1日3分老眼改善トレーニング

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

千円札を見つめるだけ!

1日3分老眼改善トレーニング

 
 
 
 

 

お札の透けた肖像画を見つめるだけで、

老眼や近視がよくなったと実感する声が続々。

 

そんなうまい話があるんです! 

さあ、今日から視力トレを取り入れよう!

 

 

あなたは効果バツグンと話題の視力回復法

「ガボール・アイ」をご存じだろうか。

 

これを日本で初めて紹介し、

多数の関連書籍も出しているのが、

二本松眼科病院・副院長の平松類先生だ。

 

 

 

老眼や近視は一度なると、

もう改善しないと諦めがち。

 

でもじつは、

老眼や近視の見えづらさは、ガボール・アイの

超簡単なトレーニングで改善できるのだ。

 

 

じつは、

これまで紹介されてきたさまざまな

視力回復法にはエビデンス(根拠、裏付け)が

ほとんどないといわれる。

 

そこで、平松先生は、エビデンスのある確かな

視力回復法を探したという。

 

そんななか、目にとまったのが、

縞模様のガボール・パッチだ(下の図参照)。

これを利用して視力回復を実施するのが

「ガボール・アイ」である。

 

「ガボール・パッチは、ホログラフィーの発明で

ノーベル物理学賞を受賞した

デニス・ガボール博士が

考案したものです。

 

そして、カリフォルニア大学の

研究機関がその仕組みを使い、

視力改善効果を実証しました。

 

私が初めて見つけた

エビデンスがある視力回復法でした。

 

 

また、アメリカのカンザス大学で行われた研究では、

年齢を問わず全員の視力が向上。

 

近視の人は平均視力0.4から0.6に。

 

老眼の人は平均視力0.3から0.6になったというデータが。

 

2017年にはニューヨークタイムズに、

脳を鍛えることで老眼も近視も視力が向上する、

という記事も掲載されました」

 

 

■平均視力が0.2アップ!

 7割の人が視力向上したという結果に!

 

 

このトレーニングは基本的に、

何種類ものガボール・パッチの中から、

模様が同一のペアを見つけるもの。

 

あいまいな模様を判別する際に、

脳の視覚野が刺激され、

脳の「視力を補う力」が高まることで

視力改善につながるという。

 

 

では、

なぜ脳の機能を向上させると

視力が改善されるのだろうか。

 

 

 

「モノを見る際、

私たちは目だけを使っているのではなく、

 

目と脳を連携させています。

 

まず、目でモノの情報を拾いますが、

そのときはまだボンヤリした状態。

 

そして、情報を伝えられた脳がいわば、

“手振れ補正”の処理をします。

 

その処理が正常に行われて

初めて“見える”ことになるのです。

 

 

ですから、

その処理能力を上げれば、

モノが見えやすくなるわけです」

 

 

 

ちなみに、

平松先生自身の研究データでも

しっかり効果が確認されている。

 

 

「老眼や近視などの方を対象に、

1日3~10分・2週間程度の

トレーニングをしていただきました。

 

すると、

7割の人が視力向上したという結果が出たのです。

その平均は0.2アップとなりました」

 

 

千円札を見つめるだけ!1日3分老眼改善トレーニング
 【イラスト解説】千円札を使った視力回復トレーニング

 

 

■目の性能自体を上げるのではなく、

脳の処理機能を向上

 

今回紹介する千円札トレーニングは、

目の性能自体を上げるのではなく、

脳の処理機能を向上させるのだ。

 

「老眼や近視で目を細めて見ることも、

できるだけ鮮明にモノを見ようとする行為ですが、

 

こちらはむりやり目のピントを合わせているだけで、

実際は脳を使えていないため、

まったく別の行為です。

 

ガボール・アイは、

目ではなく脳の処理機能を高めるため、

老眼・近視の両方に効果的なのです」

 

千円札トレーニングは、

ガボール・パッチ理論をもとにした平松先生が

考案したセルフケアで、

視力回復ガボール・アイの1つの方法だ。

 

 

 

ガボール・パッチと同様に少し見づらい

お札の透かし部分を見ることで、

ぼやけた画像を鮮明に補正する

脳の機能を高めてくれるという。

 

 

「疲れが出やすい就寝前に

行うのがおすすめですが、

 

やればやるほど効果が期待できるので、

早く視力をアップさせたい人は、

1日に何度か行う(上限10分)のがいいですね」

 

 

 

■老眼を放置していると認知症リスクも高まる

 

 

ところで、

近視は眼鏡をかけて対処することが多いが、

 

老眼は仕方がないと放置しがちだ。

 

しかし、

老眼をそのままにしておくと、

眼精疲労を引き起こし、

肩こりなどの体調不良にもつながるという。

 

そして。

 

「ヒトは物事を判断するときに

約8割の情報を視覚から得ています。

 

そのため、老眼などで見えづらくなることで

脳に送られる情報が大幅に減り、

 

認知機能が低下するため、

認知症リスクも高まってしまうのです」

 

 

たかが老眼、

されど老眼なのだ。

平松先生はさらにこう話す。

 

「老眼の進行をいかに遅らせるかで

人生の質は大きく変わります。

 

老眼や近視の回復だけでなく、

予防としても千円札トレーニングを

実践してほしいですね」

 

そのトレーニングは、

イラスト1を参考に行ってほしい。

 

 

(1)千円札を両手で持ち、

目から20?30cm離しや目の高さで中央の

透かしの肖像画を見つめる


(2) 視線を保ったまま、

透かしの絵が見えるギリギリの

位置までお札を下げ、30秒キープ


(3)ゆっくり目の高さまでお札の位置を戻し絵を確認。

 

※1~3を10回ほど繰り返す

 

 

 

なお、今回は千円札を使っているが、

中央の透かしの肖像画を見ることが

ポイントなので、五千円札でも1万円札でもOKだ。

 

 

また、透かしを見るという簡単なものだが、

ボーッと眺めるだけではダメ。

 

約3分間は集中して透かしを見つめることが重要だ。

早ければ、

1週間で視力回復を実感する人もいるが、

できればまずは、2週間は続けよう。

 

 

平松先生のもとには、

視力が改善した人のたくさんの事例がある。

 

 

「老眼で、本や新聞を読むのもツラかったが、

千円札トレーニングを2週間続けたところ、

老眼鏡がなくても本が読めるようになった、

という60歳の女性もいます」

 

 

また、1日に2回、トレーニングをしていた

50代の女性からは、

視力が4週間で0.7から1.0になったとの報告も。

 

40代の女性の場合は、

近視の右目が0.7から1.2、

左目が0.4から1.0になったという例もある。

 

 

なお、千円札トレーニングは、

眼鏡やコンタクトをして行ってもよい。

ぜひ一度お試しあれ!

 

 

 
 

【イラスト解説】ガボール・アイとは?