マヨネーズにつけて食べると消化酵素が3倍
キャベツの栄養を爆上げするのは
「千切りorかじる」どちらか
キャベツの芯は旨みの宝庫
健康な食生活を送るためには、
野菜の食べ方にも注意する必要がある。
「キャベツの芯」は栄養豊富
キャベツの外葉や芯は、
捨ててしまう人が多い部位ですが、
実は栄養豊富なのはこの2カ所。
ビタミンC、β-カロテン、カルシウム、
マグネシウムは外側の葉3枚めまでに含まれ、
特にビタミンAが8割、ビタミンCも
もっとも多い量を含んでいます。
一方、カリウム、
リンなどは芯に3〜4割が含まれています。
芯や外葉を捨てると、栄養の多くを捨ててしまうことに。
また、部位によって栄養素も食感も大きく変わるので、
それぞれに適した食べ方をしましょう。
キャベツに含まれるビタミンU(キャベジン)は、
ビタミンという名前ですが実はアミノ酸。
胃の粘膜を回復させ、
過剰な胃酸の分泌を抑える働きを持つ成分。
胃潰瘍や十二指腸潰瘍の予防に作用します。
もちろん、
ビタミンCや体内の消化の過程で
がん予防、抗酸化効果もあり。
内葉(結球葉)はミネラルの宝庫
内側の葉は、
外葉や芯ほどではないとはいえビタミン・ミネラルが
バランス良く含まれているほか、
食物繊維も豊富で低カロリー。
ほど良い食感と甘みがあり、
さっと炒めればシャキッと、
煮込めば甘みが感じられる仕上がりに。
中心葉はビタミンUが全体の46%も
内側の芯に近づくにつれてアミノ酸が豊富に。
特にビタミンUはこの部位がもっとも豊富で、
全体の4割、内葉の4倍になることも。
一番甘くやわらかい部位でもあるので、
サラダや浅漬けなどで生食にするのがおすすめです。