2025/11/30

「肩こり」の原因は “首のインナーマッスル”にあり! 五輪ドクターが教える メカニズムと改善法

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

「肩こり」の原因は

“首のインナーマッスル”にあり!

五輪ドクターが教える

メカニズムと改善法

 

 
 
「肩こり」の原因は“首のインナーマッスル”にあり!五輪ドクターが教えるメカニズムと改善法【ひるおび】|TBS NEWS DIG
 
 
 

寒くなり「肩こり」に悩んでいる方も多いのでは?

原因は、意外なところにありました。

 

シドニー・アテネ・北京五輪で

水泳のチームドクターを務めた、

体幹深部筋研究の第一人者、

金岡恒治教授に肩こりのメカニズムと…

 

 

 

寒くなり「肩こり」に悩んでいる方も多いのでは?


原因は、意外なところにありました。

 

 


シドニー・アテネ・北京五輪で

水泳のチームドクターを務めた、

体幹深部筋研究の第一人者、

 

金岡恒治教授に肩こりのメカニズムと

改善法を教わります。

 

 

肩こり改善のカギは

“首のインナーマッスル”

 
 
 
 
 

首の骨の前にある厚さ数ミリの筋肉で、

首の骨を支え動きを滑らかにしています。

 


首のインナーマッスルのうち一番骨に近い所にあり、

首の骨の安定に特に重要な役割を担っています。

 

 

 

 

 

早稲田大学スポーツ科学学術院 金岡恒治教授:


骨に張り付いてるようなところにあって

外からは触れないんですけど、

これがきちんと働くことで首が良い動きを

できるようになるんです。

 

仰向けに寝た状態から起き上がる様子を

横からとらえたMRI映像で比較してみると・・・

 

 

頸長筋を使えている➡

顎をひいて頭を丸めながら起き上がっているので、

首の骨がしなやかに動くのが分かる

 


頸長筋を使えていない➡

顎から上がっているので、

頸椎がうまく曲がらず下の方で折れ曲がってしまう

 

 

金岡恒治教授:


頸長筋が働くことで7つある首の骨が

しなやかに動かせるようになるんです。

 

使えていないと棒を折り曲げるような動きになって、

折り曲げるところに負担がかかって

軟骨が減ったり関節が引っかかったり

痛みが出たりします。

 

 

首を動かすときに、

前側にある頸長筋がサボってしまうことで、

背中側にある筋肉や関節に

負担がかかり肩こりが生じてしまうのです。

 

 

頸長筋はなぜサボる?

 
 
 

 

 

現代人が頸長筋をうまく使えない原因として、

「亀首(かめくび)」があります。

 


首と頭が前に突き出し背中が丸まった姿勢で、

「猫背」に「首の前傾」がプラスされた状態を指します。

 

 

精神的ストレスやデスクワーク、

スマホに触る時間が長いなどでなることが多く、

 

この姿勢では頸長筋が固まり

働かずにサボってしまいます。

 


成人の頭の重さは体重の約10%といわれており、

体重50kgの場合は約5kgです。

 


首の上にまっすぐ乗っていれば5kgのままですが、

亀首で首を前に30度倒すと首への負担は

約15kgに増加。

 

60度では約25kgの負担がかかってしまうのです。

 

 

すぐにできる≪頸長筋チェック≫

 

「頸長筋」がきちんと使えているかどうか、

チェックする方法があります。

 

 

 

 
 
 
 

上を向いて頭を左右に振ります。


▼痛みを感じる
▼引っかかりを感じる
▼シャリシャリ音がする

 

 


いずれかにあてはまった人は、

首の関節が正しく動いていない、

頸長筋がサボっている可能性があります。

 

 

コメンテーター 杉浦太陽:


横にするときに「シャリシャリ」って

音がしますが、大丈夫でしょうか?

 

 

金岡恒治教授:


軟骨が減ってきて、

骨が擦れ合うような状態になってきています。

 

まだ間に合いますので、

頸長筋をうまく使うようにしましょう。

 

 

亀首改善 頭を正しい位置に

「肩甲骨クローズ」

 
 
 
 
 
 
 

【2】手のひらを外側に向ける
【3】ひじを後ろに引き下げながら
【4】肩甲骨を内側に寄せる
※2、3回繰り返す
※無理のない範囲で行なってください

 

 

 

 

 

金岡恒治教授:


ひじをなるべく後ろに、

肩よりも後ろを通しながら下げます。


肩甲骨の内側の筋肉を使うことで、

頭が後ろに下がったような姿勢をとることができます。


行なう頻度は時々でいいです。

「なんかちょっと変だな」というときに、ちょっとやる。


トレーニングというよりも、リセットするイメージです。

 

 

 

頸長筋を目覚めさせる

「にわとりエクササイズ」

 
 
 
 
 
 

【1】首の位置は変えず顔だけ前に出す
【2】首を元の位置に戻す
※朝に2、3回行う
※無理のない範囲で行なってください

 

 

金岡恒治教授:


肩の位置を動かさないように注意してください。

 

 

頸長筋で背骨を伸ばして鍛える

「あご引きおじぎ」

 
 
 
 
 
 

【1】イスに浅く腰かけ、背筋を伸ばし、あごを引く
【2】あごを引きながら、首➡背中➡腰の順番でゆっくり曲げる
【3】頭を床に向けるつもりで丸める
【4】逆の順番でゆっくりと体を起こし最後に上を向く
※2、3回繰り返す
※無理のない範囲で行なってください

 

 

 

金岡恒治教授:


これをやることで、首の動きが綺麗になる。

なめらかに上から順番にしなやかに

動かせることができます。


そうすることによって関節への負担が減り、

同時に筋肉への負担も減ります。

 

 

杉浦太陽:


これやりながらポキポキ言うんですけど、

大丈夫ですか?

 

 

金岡恒治教授:


できるだけポキポキ言わないように、

インナーマッスルをうまく使えた方がいいです。

ゆっくりと、首の奥を意識しながらやってみましょう。

 


何かをやって集中しているときに背骨が

丸まるのはやむを得ないと思うんですね。


それを戻す方法をちゃんと知っておいて、

時々戻してやるのがとても大事だと思います。


エクササイズをやって、

ぜひそういう姿勢をキープしていってほしいです。