2025/6/23

【ソルガム】 DNA損傷を抑制し老化を防ぐ… 熟睡したいなら夕食に

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

【ソルガム】

DNA損傷を抑制し老化を防ぐ…

熟睡したいなら夕食に

 
 

米や麦に次ぐ“第3の主食候補”として、

近年注目されている穀物が「ソルガム(たかきび)」。

 

イネ科の一年草で、

世界5大穀物のひとつに数えられ、

アフリカやインドなどでは古くから

人々の食生活を支えてきた歴史があります。

 



その味わいは、やや香ばしく穀物らしい風味があり、

もちもちとした食感が特徴です。

 

白米に混ぜて炊飯するほか、

粉にして焼き菓子やパンに利用するなど、

幅広い料理に応用できます。

 

現在では雑穀ミックスやスムージー素材としても

注目されているのです。

 

乾燥に強く、痩せた土地でも育つことから、

気候変動に対応できる作物としても再評価されていて、

 

日本でも国産ソルガムの栽培が徐々に進み始めています。

 



そんなソルガムの最大の魅力は、

ポリフェノールをはじめとする抗酸化成分の

豊富さ。

 

 

特に赤ソルガムには、

3-デオキシアントシアニジン、

フェルラ酸、タンニンなどの

植物化学物質が多く含まれ、

 

体内の酸化ストレスを抑える働きが報告されています。

 

試験管レベルの研究ですが、

ソルガム抽出物が脂質過酸化や

DNA損傷を抑制する作用を持つことが報告され、

 

生活習慣病のリスク軽減や

老化抑制への応用が期待されています。

 

 

また、

ソルガムは食物繊維と同じような作用のある

難消化性デンプンを含むので、

 

整腸作用や腸内環境の改善に

関わることが報告されています。

 

2016年に実施されたヒト試験では、

白パンと比較してソルガムパンを摂取した際の

食後血糖上昇が有意に

抑制されることが報告されています。 

 

血糖コントロールを目的とする場合に

ソルガムを食べるタイミングとしては

「夕食での摂取」が特におすすめです。

 

 

というのも、

人間の体内では夜間に

インスリン感受性が低下しやすく、

 

同じ食事でも夕方以降は血糖値

上がりやすくなることが知られています。

 

夜間に血糖値を安定させておくことは

睡眠の質の改善にも関係するので、

 

寝つきの悪さや中途覚醒の改善に

役立つ可能性がありますよ!                    

 

 

 

 <参考:>