2025/6/6

怒りによって血液はドロドロに…自律神経の名医が教える「怒りを吐き出す」よりも医学的に正しい対処法とは

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

怒りによって血液はドロドロに…

自律神経の名医が教える

「怒りを吐き出す」よりも

医学的に正しい対処法とは


 
 
 
 
 

作り笑顔でもいいから

なるべく笑顔を作る

 
 

● 幸せホルモン「セロトニン」の分泌を増やす。

ストレスを和らげる

● 血糖値や血圧を下げたり、

弱った免疫力を正常化させる効果も。

円満な人間関係を築く

作り笑いでも笑顔は

自律神経と免疫力の強い味方

 

 

辛いことや悲しい出来事に見舞われると、

人は笑顔を失ってしまいます。

 

そのまま塞ぎ込んでいると、

心も体も蝕まれる一方です。

 

そんなときこそ「笑顔」を作りましょう。

 

笑顔が自律神経の乱れを整え、

元気をとり戻すきっかけを与えてくれます。

 

とはいえ心から笑顔になる必要はありません。

 

作り笑いでも十分です。

 

口角が上がると顔の筋肉の緊張がほぐれ、

血液や神経の流れが改善されます。

 

笑顔には自然と心身をリラックスさせる

効果があるのです。

 

また、

最近の研究では免疫力アップにつながることも

明らかになってきました。

ぜひ笑顔を意識しましょう。

 

 

「怒ることは自律神経に悪い」と心得る

 
 

● 怒りは百害あって一利なし。

● 怒っている人の内部では、

自律神経の乱れで血管がどんどん損傷を受け、

老化のスピードが猛烈に加速している。

● 周囲に怒らず、

自分でなんとかしようとするとストレスは消える。

 
 
 
 
 
 
 

怒れば怒るほど血液はドロドロになる

 

 

笑顔が副交感神経を上げ、

自律神経のバランスを整える体にいい習慣だとすると、

反対に交感神経を過剰に高め、

 

自律神経のバランスを崩してしまう

最悪の習慣が「怒り」です。

 

 

自分が怒っているとき、

体の中でどのようなことが起きているかご存じでしょうか?

 

 

怒りによって血管が収縮するので、

血液がドロドロに汚れていくのです。

 

血液が汚れると末梢血管の血流が悪くなります。

 

これだけでも十分体に悪いのですが、

ほかにもダメージがあります。

 

それはホルモン調整機能が低下してしまうこと。

過度に進むと脳にも障害を起こしかねません。

 

 

 

「見ざる・言わざる・聞かざる」

でやりきる

 
 

● 3つを実践すると心の乱れを防ぐことができる。

● 余計なものは見ないと決めると他人の言動が気にならなくなる。

 

人の批判やネガティブな話には耳を貸さない。

● 怒りをグッとこらえて、言わないでいると冷静さをとり戻せる。

 

“三ざる”のうちもっとも重要なのが「言わざる」です

 

 

「怒りはため込まず、

吐き出したほうがいい」というのは、

医学的には違います。

 

 

交感神経は、

怒りを吐き出した直後から3〜4時間ほど緊張し続け、

 

その間、血流は滞り、

全身の細胞が酸素不足に陥ります。

 

怒りを吐き出してスッキリしても、

時間が経てば後味が悪くなって落ち込みます。

 

 

「沈黙は金」という通り、

込み上げてきた怒りはグッとこらえるのが正解です。

 

誰が見ても相手に問題がある場合は、

いったん冷静になってから

穏やかに間違いを指摘しましょう。

 

また、

怒りや不満で感情が爆発しそうになったら、

自分の心に向き合って、

行動を顧みることが大切です。

 

 

 

<参考: >