2025/6/10

よもぎの“もぐさ”のつくり方。和のハーブ「よもぎ」を摘んで、暮らしを豊かに

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
さまざまな薬効があり“万能薬”と呼ばれるヨモギ。
 
沖縄に暮らすかわしまようこさんに、
 
ヨモギのもぐさのつくり方を教えてもらいました。
 
お灸として使ったり、
 
お香として部屋の空気の浄化にも。
 
 


 

体の痛みや疲れに、

ヨモギのお灸

 
 

植物研究家のかわしまようこさんに、

ヨモギのもぐさのつくり方を教えていただきました。

 

ヨモギの葉の裏の白い毛は低温で

ゆっくり燃える性質があり、

この毛を集めたものがもぐさ。

 

 

経絡(けいらく)の流れを改善し、

免疫力や代謝を高め、痛みや疲れを和らげます。

 

 

 

もぐさのつくり方

 
 
 
画像: もぐさのつくり方

 

つくり方

 

 乾燥させたヨモギの茎を取り、

葉だけを集める。

 

 

 

画像1: つくり方

 

 

 すり鉢で原形がなくなるまでする。

時計まわりにすると効果的。

 

 

 

 

画像2: つくり方

 

 

 ざるでふるって葉の部分を落とし、

残った毛がもぐさ。

 

 

 

画像3: つくり方

 

 

 適量を取り指でキュッとつまんで、

三角の山をつくる。 

 

 

 

画像4: つくり方

 

 

使い方

 

火をつけた線香でもぐさに点火。

一度火をつけると簡単に消えないので、

 

近くに濡れ布巾や水を用意して、

火が完全に消えるまで目を離さないこと。

 

小皿にもぐさを置いて火をつけると、

煙が部屋を浄化します。

 

 

 

 

画像: 3mmにスライスしたしょうがにのせた「しょうが灸」。おへそや手のひらの「労宮」というツボにすえると元気が出る

 

 

3mmにスライスした

しょうがにのせた「しょうが灸」。

 

おへそや手のひらの「労宮」という

ツボにすえると元気が出る。