2024/10/23

“秋の乾燥肌”の原因って?皮膚科医が教える摂取したい栄養素と美肌レシピ

 
 
 
 
 
 
 

“秋の乾燥肌”の原因って?

皮膚科医が教える摂取したい

栄養素と美肌レシピ

 

 

 

いよいよ秋めいてきた今日この頃。

本格的に肌の乾燥が気になってくる時期ですね。

 

実は、

夏から秋にかけての季節の変わり目の

乾燥肌の原因は、

空気の乾燥だけではないのだとか。

 

そこで今回は、

この時期の乾燥肌の原因と

いまの時期にぴったりの対策を、

 

現役の皮膚科医が食事面から

アドバイスしていきます。

 

■秋はなぜ乾燥肌になりやすい?

 
 

秋の乾燥肌の原因は、

夏に浴び続けた紫外線によるダメージと

エアコンが原因によるものの

大きく2つに分けられるのだとか。

 

これらによって肌本来の力が

弱まっていることから、

 

肌が乾燥しやすく肌荒れも起きやすくなるそうです。

 

 

■乾燥肌対策として大切な栄養素とは?

 

乾燥肌対策としては、

正しいスキンケアはもちろん、

規則正しい生活、適度な運動、

栄養バランスの取れた食生活といった

インナーケアも必要です。

 

とくに、

食事から摂取する栄養素は

肌の健康に役立てられるため、

意識して摂取することが重要なんだそう。

 

この時期の乾燥肌に

オススメなのは次の3つの栄養素です。

 

 

●ナイアシン(ビタミンB3)

 

肌のバリア機能を多方面からサポートして

皮膚の炎症を抑えるため、

ニキビや赤み、

肌の刺激を和らげるために使用されます。

 

 

保湿効果にも優れているため、

肌の水分を保つ力が高まって

乾燥や肌荒れを起こしにくくするそう。

 

 

美容業界では、

化粧品にもよく使われる

注目の栄養素とのこと。

 

食事から摂取するなら、

この栄養素を多く含む魚やレバー、

肉などを取り入れましょう。

 

鶏むね肉、カツオ、たらこ、マグロ、

豚・牛レバーがオススメとか。

 

 

●ビタミンB2

 

脂質の代謝を助けるため、

皮膚や粘膜などの細胞の再生に

役立つ栄養素です。

 

 

過剰な皮脂分泌を抑制するので、

毛穴の開きやニキビ、

肌荒れ予防にも効果が期待できるそう。

 

不足すると肌のバリア機能が

低下する可能性があるというから、

意識的に摂取したいですね。

 

 

レバーやうなぎ、肉、魚、アーモンドなどに

多く含まれます。

 

 

肉の肝臓全般、うなぎ、カレイ、卵、

納豆、アーモンドがオススメとか。

 

 

 

●ビタミンB6

 

タンパク質や脂質、

炭水化物を代謝する働きをする栄養素です。

 

皮脂分泌をコントロールする役割もあるので

肌の健康には欠かせません。

 

肌のバリア機能が向上するため、

秋冬に美肌を目指すなら積極的に

摂取したいものです。

 

豚や鶏肉、レバー、マグロなどの赤みの魚、

ひまわりの種やピーナッツなどの

種実類に多く含まれます。

 

赤み肉や豚肉、マグロ、バナナ、

牛レバー、カツオがオススメとか。

 

 

■秋にオススメの美肌レシピとは?

 

泉さんは、

秋の美肌対策にぴったりの栄養素が

詰まった「さんま」を使ったメニューが

オススメだといいます。

ぜひ作ってみては。

 

 

【さんまのカルパッチョ】

 

〈材料(1人分)〉

 

●さんま(刺身用)1尾/レタス1枚/青ねぎ1本/玉ねぎ1/4本

●醤油大さじ2/塩少々/砂糖小さじ1/オリーブオイルお好みで/柚子胡椒少々

●カシューナッツ・アーモンドをお好みで

 

 

〈作り方(調理時間約10分)〉

 

1.玉ねぎと青ねぎを薄切りにし、水にさらして水気を切る。レタスは1口大にちぎり、さんまは皮と骨を取って削ぎ切りにする

2.調味料は全部容器に移し混ぜてドレッシングに、カシューナッツやアーモンドはミキサーやめん棒などで粉砕しておく

3.最後に、さんまと野菜を盛り付け、ナッツ、オリーブオイル、ドレッシングの順に上からかけて出来上がり!

 

 

泉さんによれば、

「食事だけで栄養素が不足しがちなら、

サプリメントも上手に取り入れるとよい」

とのこと。ぜひ参考にしてみてくださいね。

 

 

 

<参考:>