2023/10/27
|
|
週2食以上の赤肉で 糖尿病リスク増 研究結果 |
|
週2食以上の赤肉で糖尿病リスク増 研究結果赤肉(牛・豚・羊など、色の赤い肉)を 週に2食分以上食べると、 2型糖尿病の発症リスクが高まる可能性が あるとした研究結果が19日、 発表された。 赤肉はこれまでの研究で、 摂取によりがんや心疾患、 死亡のリスクが高まる可能性も指摘されている。 米ハーバード大学公衆衛生大学院などの 研究チームは、 21万6695人の健康状態を 最長36年間にわたり追跡した調査の データを分析。 その結果、 2型糖尿病の発症リスクは、 1日に赤肉を1食分食べるごとに 1.28倍に上昇していたことがわかった。 赤肉の摂取量が最も多い人 (1日1.56~1.97食分)は、 最も少ない人(1日0.26~0.45食分)に比べ、 リスクが62%高かった。 2型糖尿病の発症リスクは、 加工済み赤肉の摂取で51%上昇、 未加工の赤肉では40%上昇した。 赤肉と糖尿病リスクとの関連は、 診断前の10~15年以内で最も強かった。 1日1食の赤肉をナッツや豆類などの 植物性たんぱく源に置き換えると、 2型糖尿病のリスクは30%低下。 赤肉1食を乳製品に置き換えると、 リスクは22%低下した。 研究チームは、 赤肉にはインスリン感受性を低下させる 飽和脂肪酸や、 インスリン抵抗性を促進する硝酸塩が 多く含まれていることから、 摂取により2型糖尿病のリスクが高まると推測。 健康維持のために赤肉は週1食に 抑えることを推奨している。 糖尿病と赤肉の関連は、 過去の研究でも指摘されている。 学術誌Diabetologiaに掲載された論文によると、 2型糖尿病のリスクは、 未加工と加工済みの赤肉を50g摂取するごとに、 それぞれ18%と20%増加した。 また、赤肉の摂取は、 それ以外の健康リスクとの関連も指摘されている。 世界保健機関(WHO)の国際がん研究機関は、 赤肉が大腸がんを引き起こす 可能性を示した限定的な証拠があることから、 赤肉を「ヒトに対しておそらく発がん性がある」 物質に分類している。 学術誌Cancer Discoveryに掲載された 2015年の論文では、 赤肉や加工肉の大量摂取が 大腸がんのリスク増大と関連している ことが示された。 また、 学術誌British Journal of Cancerに 掲載された論文では、 赤肉は男性の膵臓がんリスクとの関連が あることが示された (女性では関連性は示されなかった)。 また、 2019年に発表された研究結果では、 赤肉と加工肉の摂取量を8年間にわたり 週3.5食分以上増やすと、 その後8年間の死亡リスクが 10%高くなることが示された。 学術誌Arteriosclerosis, Thrombosis and Vascular Biologyに 発表された論文では、 赤肉を1日1食分食べるごとに 心血管疾患のリスクが22%高くなると指摘。 赤肉を食べた後に胃の中で生成される 化学物質が原因である可能性が示された。 <参考: 米ハーバード大学>
1喧嘩はするな、
happy&smile by サロンデイレクターKai
ホームページ フェイスブック ブログ
|
|