2021/8/9

風の時代の始まり  ②  魂の原点回帰

 
 
魂の原点回帰
 
その旅路へ
 
風の時代の到来とともに、
私たちは多くの試練や
 
困難に遭遇し、
ままならない日々の中、
 
報われない思いを抱えながら
光の見えない霧の中を
生きてきたように思います。
 
あなたの日常はどうでしょうか?
 
 
この記事が届く頃には、
オリンピックやパラリンピックの
真っ最中。
 
かって
「平和の祭典」と謳われた、
 
これらのイベントは未来に向けての
楽しみや喜びで溢れていく
はずのものでした。
 
それなのにコロナウイルスという
目に見えない怖れに飲み込まれ、
 
無意識的に生命の危機を
感じてしまうことになるとは。
 
2年前には誰もが創造でき
なかったのではないでしょうか。
 
 
 
 同時に精神的な影響、さらに人との
距離感、価値観だけなく、
 
根源的な信頼や愛、
信仰という事を問われてきたように
感じています。
 
根源的な信頼や愛、信仰という事を
問われてきたように感じています。
 
 
根源的な信頼や愛、
絆は、目に見えないものではありますが、
 
人が根ずき、
生きていくためには不可欠なもの。
 
逆に言えば、
それが命綱でもあり、
生命の基盤でもある。
 
 
その根源的な生命の基盤に、
コロナは大きな刺激を与えた
だけでなく、
 
揺さぶりながらゆっくりと確実に、
心の深いところ・真我にダメージを
入れてきた。
 
その結果、
段々と心が浸食されていくような
日々でもあるのではないでしょうか。
 
しかし、
逆にと捉えるとコロナはまるで
パンドラの箱を開ける鍵のよう。
 
淀み、沈殿していたカオスに
風を入れ、
 
動きを与えているのではないかとも
思えるのです。
 
 
 
カオスは死の恐れから生み出される
思念の世界でもあります。
 
支配や差別、
偏った正義感、嫉妬、不安、喪失、
怒り、悲壮、哀れみ、絶望からなる
 
「分離の世界」があぶり出されていく。
 
その怖れは「死」というものを
見ないように、感じないようにと、
 
遠くに追う払えば追い払うほど
影のようにぴったりと
 
私たちに張り付いてくる。
 
やがてそれらは
エネルギーを持ち、人生に干渉し、
 
さらなる悪影響を及ぼしていく。
 
結果私たちの思考や言葉、 
行動や人との関係性などの
すべてが、
 
その怖れの幻想の中に囚われ
生きていくことになるのです。
 
 
 
そうなると、
自分の見ている世界が真実と
言わんばかりに、
 
正しさ、正解、証明という、
 
いわゆる「正義」という旗のもとに
歪められ、
 
世の中が分断されていくのでは
ないでしょうか。
 
一度、
そんなアリ地獄のような
カオスへと堕ちていってしまうと、
 
そこから抜け出ることが
困難になっていくという
無限ループ。
 
無限地獄の世界に包まれてしまうのは、
現実と幻想が強くリンクしているから。
 
こうして人々は、
幻想の世界が反射された
現実を生きることになってしまうのです。
 
 
 
しかしながら、
いくら文明が発展し、
 
教育や医療が進化しても
死はすべての人に必ず訪れる。
 
生まれた瞬間から
死に向かってカウントダウンが
始まっていくのです。
 
ですが、
それはリアルな世界ではなく、
ましてや体感があるわけでもない。
 
ただただ、
思考の概念で知っているだけ
だったのではないでしょうか。
 
ですが私たちが考えているより、
ずっと死は身近にあるものなのです。
 
明日、1ヶ月後、1年後、生きている
保証なんて、
 
そもそも幻想でしかないのです。
 
ですが、
その未来への時間は
生きている私達だけで創っている
だけではありません。
 
ご先祖様や先人達の祈りや
想い、
 
神様や精霊といった見えない
エネルギーもたくさん内包され
ているのです。
 
 
 
「死」とは失うものではなく、
 
死と言う視点から「生」をみること。
 
それによって今を知ることができ、
瞬間瞬間をかけがえのないもの
として捉えることができるように
なること。
 
そんな風に思っています。
 
そう考えると今を生きる私たちに
とっては、
 
神様から一人一人に
「死生観」という課題を出されている
ように感じてならないのです。
 
 
 
生と言う世界から命を見つめるのと
同じように、
 
死と言う扉の前で対峙する。
 
でなければ、
霊性と言う見えない世界を信頼し
身を委ねることはできません。
 
神を信じる、宇宙を信じるとは、
内なる信仰を生きていくことに
なるからです。
 
内なる霊性、信頼なければ、
この神聖な道は茨の道でしか
なくなるのです。
 
 
 
私たちは自然のサイクルから離れ、
目に見えることや証明できること
 
わかりやすい情報こそが
正しいという想念に閉じ込め
られてしまい、 
 
いつしか内なる信仰や自然への
畏(おそ)れるという、
 
本来、日本人が継承してきた
霊性を退化させてしまったのでは
ないでしょうか。
 
 
 
風の時代の象徴として
「原点回帰」があるように、
 
私は強く感じます。
 
そのための
1つの大きなピースが
「霊性」であることは明白です。
 
それは目に見えないことを
確信をもって信頼する力であり、
 
死を超えて、
その先の生へとつなげていく力でも
あります。
 
私たちが祖先から継承した
DNAの中には、
 
他者を考慮すること・思いやり・感謝・
受容、
 
そして死と言う黄泉の世界と
共に生きていく文化や智恵
 
という高い霊性を内包している。
 
今まさに「美しい国、日本」の
魂を目覚めさせ、
 
この向かい風を追い風にする
時なのかもしれません。
 
 
 <参考:BEAUTY&ECOONE>
 
 
 
 
 
 
1喧嘩はするな、
2意地悪はするな、
3過去をくよくよするな、
4先を見通して暮らせよ、
5困っている人を助けよ、
 
 

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