2021/4/9

1万3千年前の北米で何が起こったのか?

 
 
1万3千年前の北米で何が起こったのか?
 
 
地球は誕生以来、
5回の絶滅期を経てきたと言われる。
 
約4億4400万年前のオルドビス紀には
軟体動物や節足動物が死滅し、
 
デボン紀期後(約3億7400万年前)には
魚類、
 
ペルム紀末(約2億5100万年前)
には植物や両生類、昆虫、
 
三畳紀末(約1億9900万年前)には
爬虫類の大量死をもたらした。
 
地球上の生命体の大量絶滅に関して最も
身近な出来事と言えば、
 
白亜紀末(約6600万年前)に起きた
恐竜の絶滅であろう、
 
白亜紀末における恐竜の大量絶滅
をもって我々人類の歴史の幕開け
となり、
現在に至る。
 
 
 
 
 
以上の他にも、
地球上の随所において生命体の
大量絶滅が確認されている。
 
北米で発生した哺乳動物の大量死は
その一例であり、
 
その一因として人類による過乱獲が
考えられてきた。
 
そんな中、
マックスプランク化学生体研究所の
研究グループは独自に開発した
斬新な統計モデルを駆使する中で、
 
北米における哺乳動物の大量絶滅を
もたらした決定的要因を明らかにした。
 
 
 2021年2月16日付で英科学誌の
電子版に公開された
 
マックスプランク化学生態学研究所の
研究報告によると、
 
北米における哺乳動物の大量絶滅に
ついては人為的要因ではなく、
 
気候変動によるところが大きいという。
 
 
今から1万3000年前、
北米にはマンモスやナマケモノ、ビーバー、
アルマジロ様生物など、
 
多くの大型動物が生息していた。
 
(なお、当時生息していたナマケモノや
ビーバーは我々が想像する以上に
巨体を有していたとされている)
 
そんな中、
急激な気温の低下が観測され、
 
その気候変動に呼応するように
これらの哺乳動物の大量死が発生、
 
哺乳動物の大量死をもたらした
 
その原因として、
 
人為的関与によるものであるという説、
 
気候変動によるとする説、
 
あるいは両者が関わっているという説が
唱えられてきた。
 
しかしながら、
例えばメガファウナの狩猟が断続的に
行われた結果、
 
絶滅に繋がったとする考古学的
証拠はなく、
 
哺乳動物の大量死に繋がる人為的関与
としての過乱獲については、
 
以前考えられてきた以上に複雑かつ
間接的であることがこのたびの研究
を通じて判明した。
 
 
 
 
 
 
 
哺乳動物の大量死をもたらした最大の
要因として浮上したのが気候および
世帯的変化だ。
 
実際、
1万5000年前と1万2000年前との
間に急激な気候変動が2度起きている。
 
(厳密にいうと、
1度目の気候変動は
温暖期である約1万4700年前、
後者は寒冷期の約1万2900年前
に起きている)
 
研究者らは放射性炭素の記録を適用した
斬新なシミレーションモデルを用いることで、
 
従来の手法では不可能であった
 
メガファウナの個体群の経時的変化を
捉えることに成功。
 
メガファウナの個体数は北米が
温暖期に差し掛かると同時に増加し、
 
再び寒冷期への突入が
 
メガファウナの大量絶滅に繋がる
有力な原因であるという結論に至った。
 
 
 
 
 
 
温暖化が着実に進行しつつある
昨今の地球において、
 
気候変動から誕生した
 
「Climate anxiety(気候不安症)」
という言葉も独り歩きするようになった。
 
2020年9月9日付で公開された
英医学誌「The Lancet」によると、
 
うつ病や不安症、
PTSDなどのメンタル系の病気の
直接的な要因には、
 
ハリケーン、山火事、洪水など、
気候変動を起因とする自然災害が
関係していることを指摘。
 
また、
今日の地球はすでに第6の絶滅期に
差し掛かっていると言われている。
 
人間活動に伴いCO2排出量が増大し、
気候変動が起こり、
 
その結果うつ病などに悩まされるという。
 
まさに
因果応報な結末・・・
 
人類の大量絶滅への
カウントダウンは
始まっている。
 
 
 
以上、
気候変動と自殺者の増加との
相関の実態を真摯に鑑みた上で、
 
行政による早急な対応が
求められている。
 
 
 
 
 
 
 
1喧嘩はするな、
2意地悪はするな、
3過去をくよくよするな、
4先を見通して暮らせよ、
5困っている人を助けよ、
 
 

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