2021/1/30

美人健康法は60兆個の細胞が喜ぶ環境創り

 
 
美しく健やかで癒される
 
この3つの実現には約60兆個の
 
全身細胞が喜ぶ環境が大切です。
 
 
 
免疫機構について
 
 
ワクチンは抗原が体に接種し、
免疫細胞の抗体産生能を
促すものです、
免疫細胞の種類と働き
 
 
 
1,免疫細胞は「白血球」
 
私たちの血液は、
 
血漿成分(けっしょうせいぶん)(55%)
と血球成分(45%)に分かれます。
 
例えるなら、
静置した状態の味噌汁の
上澄み液が血漿で、
 
下に沈殿する味噌が
血球のイメージです。
 
血漿成分は主に水分で、
他にはミネラルやタンパク質が
含まれます。
 
一方、
血球成分には
「赤血球」
「白血球」
「血小板」
の3種類があります。
 
血球成分のそれぞれの働きは、
 
 
「赤血球」は
 
体に酸素と栄養分を届け、
二酸化炭素と老廃物を
回収します。
 
 
「血小板」は
 
出血した際に止血をする役目を
果たします。
 
 
「白血球」は
 
免疫を司る細胞たちです。
 
 
 
2,様々な白血球
 
白血球を細分化すると、
「単球(たんきゅう)(マクロファージ)」
「顆粒球」
「リンパ球」
の3種類です。
 
血液検査をすれば
必ず記載されている
「白血球(WBC)」を
確認してください。
 
基準値としては
(4,000~8,000㎕)
(マイクロリットル)程度です。
 
 
「単球」とは血液中にいる時の
呼び名であり、
「マクロファージ」とは
組織中にいる時の
呼び名で、
実は同一人物です。
 
 
白血球全体の5%程度の
割合で存在し、
 
単細胞時代の姿を
そのまま残してます。
 
最も原始的な免疫細胞です。
 
血液中に侵入した
異物を貪食(どんしょく)
(むしゃむしゃ食べる)し、
 
老化した異常細胞を
処理しています。
 
また、
この単球(マクロファージ)から
機能を分化して出来たのが
顆粒球とリンパ球で、
 
これらに指令を出す
司令塔としての
役割を果たしているのも単球
(マクロファージ)の特徴です。
 
 
「顆粒球」です
 
顆粒球は白血球のうち
50~60%程度を占め、
 
細菌のような、
異物の中でも
比較的大きなものを
処理するのが得意です。
 
種類によっては
ばらつきはありますが、
 
大きいと言っても、
細菌の大きさは
1㎕(マイクロメートル)
程度なので、
 
1㎜(ミリメートル)の
1,000分の1の大きさ
ということになります。
 
 
顆粒球はこれらの細菌を
丸ごと飲み込んで、
 
分解酵素と活性酸素を発生し
感染を防ぐのですが、
 
この戦いの最中
まさに起きているのが、
化膿性の炎症なのです。
 
傷口から膿が出て、
嫌だなと思うことが
あるかもしれませんが、
 
この膿は、
細菌と必死に戦ってくれた
顆粒球の残骸です。
 
普段見る事の出来ない
顆粒球ですから、
膿として見える時こそ、
 
いつも守ってくれてありがとう、
 
と感謝する良い機会です。
 
 
最後に「リンパ球」です。
 
リンパ球は白血球全体の
30~40%程度を占め、
 
顆粒球では処理できない
小さいウイルスなどと戦います。
 
ウイルスの大きさは
0,1㎕(マイクロメートル)
程度なので、
 
細菌の10分の1の大きさです。
 
リンパ球は
ウイルスなどの異物を
膜の一部にある
接着分子でとらえ、
処理します。
 
戦いを終えた後、
一部のリンパ球が
ウイルス(抗原)を
記憶し、
 
もし再び
同じウイルスが
侵入して来た時、
すぐに対処できるよう、
 
抗体を保持しておくのです。
 
これが
獲得免疫というものです。
 
今のコロナウイルス騒動で、
ワクチン開発競争が
話題になってますが、
 
人工的に
免疫を獲得させようとするのが
ワクチンです。
 
 
3,
リンパ球の割合と数で
健康状態がわかる
 
 
白血球は3種類あり、
それぞれ異なる役割を
果たしている、
 
では、
どの免疫細胞が、
どの程度いれば
人は健康状態を
保てるのでしょうか。
 
その答えは
リンパ球の割合と数にあります。
 
健康な人の白血球の割合を
顆粒球60%、
リンパ球35%、
マクロファージ5%
と解説しています。
 
白血球の総数が
6,000の場合、
顆粒球の数は
6,000×0,6=3,600、
 
リンパ球の数は
6,000×0,05=300
となります。
 
詳細な血液検査を行うと、
白血球の分画(ぶんかく)まで
数値が記載されて
いる場合があります。
 
白血球(WBC)×リンパ球(Lympho)
の割合の数値が2,000を超えていれば、
 
十分に健康であると言われています。
 
もし、
お手元の血液検査表に
白血球の分画(ぶんかく)が
記載されていない場合、
 
次回検査する際に、
「白血球の分画(ぶんかく)も
知りたい」と
医師に伝えてください。
 
詳細な検査を
していただけるはずです。
 
 
 
4,
免疫のカギは
自律神経のバランス
 
免疫の維持にとって
最も大切なのは、
顆粒球とリンパ球の
バランスです。
 
「交感神経が優位になると
顆粒球が増え、
 
副交感神経が優位になると
リンパ球が増える」
 
自律神経とは、
運動神経と異なり
 
自分の意志で制御できない
自律している神経です。
 
交感神経は
活動状態を、
副交感神経は
リラックス状態を
司っています。
 
これらの神経はどちらか
一方のみが
働いているわけではなく、
 
常にシーソーのように揺れ動き
バランスを保っています。
 
 
私たちの人間が日中、
活動的に行動する
ことができるのは
交感神経が優位な状態であり、
 
夜間しっかりと休息する
ことができるのは
副交感神経が優位な
状態であるからです。
 
一見、
当たり前の生活リズムに
感じますが、
これは無意識のうちに
自律神経が
うまく切り替わっている
証拠です。
 
 
しかし、
毎日忙しい生活が続いたり、
逆に張り合いの無い
無気力な日々が
続いたりしていると、
 
いつしか自律神経の
バランスが崩れ、
健康を損なってしまうことが
あります。
 
 
 
5,
自律神経失調症の2パターン
 
忙しい生活が続いている場合です。
 
この時、
自律神経が過剰な
状態になっており、
白血球の割合としては
顆粒球が増え、
リンパ球が減ります。
 
交感神経過剰状態は、
血管を収縮し血圧を上げるので、
 
高血圧や血管系の病気に
気を付けなければなりません。
 
また、
顆粒球は活性酸素を発生
するので、
 
外敵退治には必要な反面、
増えすぎると自身の細胞も
攻撃してしまいます。
 
胃潰瘍や十二指腸潰瘍、
ガンに注意です。
 
そして何より
リンパ球の割合が
減るので、
免疫力は低くなります。
 
 
続いて、
無気力な生活が
続いている場合です。
 
この時、
自律神経は
副交感神経が過剰な
状態になっており、
 
白血球の割合としては、
リンパ球が増え、
顆粒球が減ります。
 
副交感神経は
ゆっくりと心臓を
拍動させ、
 
血管を拡張し
血流を良くします。
 
リンパ球が増えると
免疫力が上がるので、
 
何も問題ないように思えますが、
何事も偏りすぎは良くありません。
 
 
リンパ球が増えすぎると、
血管が開きすぎて、
 
かえって血流が
滞ることがあるのです。
 
また、
無気力な人は
あまり運動をしません、
 
当然筋力は落ち、
筋肉が生産する熱が
少なくなるため、
 
身体が冷えてしまい、
その結果、
 
色白で覇気がない
見た目になり、
うつ病を発症して
しまうこともあります。
 
 
 
そして、
リンパ球が増えすぎると
抗原に対して反応しやすくなって
しまうため、
 
アレルギー疾患や
自己免疫疾患が
起こりやすくなります。
 
 
 
6,
何事もメリハリをつける
 
私たちは普段、
仕事や人付き合いなど、
 
何かしらの形で社会生活を
営(いとな)んでいます。
 
これらの社会生活において
共通して言えるのは、
 
精神的・肉体的にある程度の
負荷がかかつている状態が
ちょうどいいということです。
 
ここで言う負荷は、
仕事や人間関係における
「責任」でもあり、
 
他者からの
「期待」でもあります。
 
これらの負荷と
自分なりにうまく
向き合うことが
健康を維持する
秘訣だと考えます。
 
もちろん性格に
起因するところは
ありますが、
 
普段から頑張りすぎている方は、
たまには深呼吸をして、
 
もう少し物事を楽に考え、
食事はゆっくりよく嚙んで、
 
お風呂は熱すぎない温度の
湯船に長く浸かると良いでしょう。
 
 
一方、
無気力に過ごして
しまいがちな方は、
何か目標を決めて
新しいことに
チャレンジしてみると
良いでしょう。
 
 
1日8,000歩を
目標に散歩しても
良いし、
 
家庭菜園を始めてみるのも
良いでしょう。
 
人生がうまくいくいく秘訣は、
という、
問いかけに、
 
「何事もいいかげん
にすることだ」と
 
答える人もいますが、
 
自律神経を整え、
免疫力を維持するためには、
 
何事もメリハリをつけ、
 
やるときはやる、
休むときは休む
というように、
 
まさに
「良い加減」に過ごすことが
大切です。
 
 
 
7,最後に
 
安保先生、吉野先生両者は
薬に依存する現代の医療界に
対し異を唱え、
 
本来あるべき健康の姿は
何かということを真剣に語り、
 
もしご存命であれば、
今般のコロナ騒動について
 
「免疫力があれば大丈夫」と
力強く発信していたでしょう。
 
安保免疫理論は
これからの時代、
必ず脚光を浴びると
確信しています。
 
まだまだ
新型コロナ騒動は
続くと考えらますが、
 
自律神経を整え、
免疫力を維持すれば、
 
なにも恐れることは
ありません。
 
事態の収束には
もうしばらく時間が
かかると考えられますが、
 
明けない夜はありません。
 
この事態を乗り越えた時、
 
人間に備わる免疫力が
 
医療の
「中心」になることを
期待しています。
 
 (薬剤師 吉野仁)
 
 
 
 
 
 
    
1喧嘩はするな、
2意地悪はするな、
3過去をくよくよするな、
4先を見通して暮らせよ、
5困っている人を助けよ、
 
 

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