2019/4/6
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気候変動で絶滅する動物と絶滅しない動物 |
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候変動で絶滅する動物と絶滅しない動物 地球温暖化の進行に伴い、 我々人類を含む地球上の 生命体は生きるか死ぬかの 窮地に立たされています。 国際環境保護団体 「国際自然保護連合(IUCN)によると、 異常気象がもたらす環境の変化により、 約2万6500種を超える野生生物が 絶滅の危機に瀕しているという。 これは地球上の 全野生動物の27%に相当します。 分類別にみると、 絶滅の恐れのある 両生類は40%、 哺乳類34%、 鳥類14%、 魚類31%、 珊瑚礁33%、という 結果が出ています。 IUCNのレッドリストに掲載されている 絶滅危惧種の数は 2000年時点において15種でありましたが、 4年後の2004年には 182種に急増、 さらに4年後に632種、 そして2010年にはついに 1000種に達しました。 この調子でいけば地球上から 生命体が全て消滅する未来も 十分想定されるかもしれない。 絶滅危惧種においては、 10種中1種に地球温暖化による影響が 関係しているという。 とはいえ、 地球温暖化のみが 野生生物の絶滅原因になっているとは 到底考えられず、 乱獲、生息環境の破壊、外来種などといった 複数の要素が重なり結果、 野生生物の身に危険な事態が起こっているのです。 絶滅の危機にある動物の代表が 主に中国に分布し、 竹を常食とするジャイアントパンダです、 近年では和歌山のアドベンチャーワールドや 東京の上野動物園における ジャイアントパンダの赤ちゃんの 誕生を祝うニュースが報じられ、 個体数は若干増えているものの、 それでも絶滅のリスクは 避けられないという。 ホッキョクグマもまた、 絶滅危惧種に指定されている野生生物の ひとつであます。 北極圏を生息域とする ホッキョクグマの個体数は減少傾向にあり、 しかも以前予想していたよりも速いスピードで 絶滅へと向かっているという。 アラスカサイエンスセンターの 研究者らが実際に現地に赴き、 9頭のホッキョクグマに首輪を装着し、 ホッキョクグマの活動レベルを記録。 現地でのフィールド調査は 111日間にも及びました。 その結果、 北極圏沿岸では食糧不足が深刻であるという 現状が浮上しました。 北極圏のホッキョクグマだけではないのです。 南極大陸周辺の ザトウクジラやコウテイペンギンにも同様の 異変が起きています。 気候変動により南極大陸の氷床面積が減少。 南極の氷を食べて生活している 海洋生物も少なくなく、 海洋生物の成長に多大な影響が及んでいます。 とはいえ、 南極大陸周辺に生息する すべての海洋生物が 気候変動の犠牲になる わけではないみたいで。 2019年1月17日付で科学誌 「Frontiers in Marine Science」 に公開された最新の研究報告では、 南極大陸周辺の環境の変化に伴い 影響を受ける海洋生物と そうでない海洋生物の線引きが 明らかにされています。 研究を率いる英国南極観測局は 労働環境における業務上の 安全基準を策定時に使用する 類似のリスク評価法に基づき、 様々な動物の事例を取り上げつつ、 前例のない気候変動に 伴う南橋大陸周辺における 生物多様性への影響を検証。 気候変動に伴う海面温度の上昇、 海氷の減少、 調達可能な食糧の変化にも順応し、 なんとか生き延びるであろう 海洋生物をピックアップしました。 その一例がヒトデやクラゲ、 サルパ(生物学的にホヤに分類されている種)です。 地球温暖化が進行しても、 新天地を見つけ出し、 そこで安泰に暮らし始めるという。 南極大陸の中でも特に海氷の消失が 顕著な西南極大陸。 まず、 その浅瀬部分を生息域とする 海洋生物に影響が及ぶが、 多くの海洋生物は新たな生息地として 海底を選ぶだろうと 英国南極観測局のサイモン・モーレイ氏は 言及しています。 気候変動に伴い 生存が危ぶまれているのが、 海氷下で成長する藻類を食べて 暮らすオキアミと呼ばれる甲殻類で。 そして、 オキアミを常食とする アデリーペンギンやヒゲペンギン、 ザトウクジラにも及び、 こうした悪の食物連鎖により、 南極大陸の一部の生態系は 危機的状況へと追いやられることになります。 一方で、 様々なプランクトンを食べて暮らしている ミナミセミクジラや、 同じ甲殻類でも カイアシ類と呼ばれる種は島や岩礁などに 囲まれていない海域で安泰に 暮らして行くことになるでしょう。 1喧嘩はするな、 2意地悪はするな、 3過去をくよくよするな、 4先を見通して暮らせよ、 5困っている人を助けよ、 あなたなら出来ます応援しています happy&smile by サロンデイレクターKai ホームページ |
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