そこで初めてご自身の
ウェルネスに向き合ったんですね?
石古さん:はい。そこでもうビジネスマンを諦めようと思ったんです。
とっても残念だったんですけど、
ここでホリスティックに生き直さないと無理だなと。
それで思い出したのが、
仕事で携わったことのあったタラソテラピーだったんです。
当時、一流のスポーツ選手や一部の裕福層の方達が
そこで療養しているという情報を得て、
そういうものを探さないとなと。
そしてそれは東洋医学だろうと思って、
ニーマル・ラージ・ギャワリ
(伝統的なヨガ・メディテーションの継承者であり、
王族や上流階級の人々への指導も行ってきた
瞑想家。
瞑想スタジオsuwaruで瞑想・呼吸法を指導)に
相談に行ったんです。
そうしたら彼から、
「これは、なるべくしてなっている」と言われました。
なぜ、すぐに分かってしまったんですか!?
石古さん:まず、
あなたは何を食べていますか?
と聞かれました。
僕はアーユルヴェーダで言うところの
ピッタ体質(火のエネルギーが強い)
だったんですけれども、
その体質を助長するような物ばかり食べていたんです。
それがまた僕が好きなものばっかりだったんです。
例えばネギとか、トマトとかニンニクとか。
僕、ネギなんて下仁田ねぎ祭りに行くぐらい
めちゃくちゃ好きだったんですよ。
逆にキュウリとか、
主に野菜を食べなければいけないと
言われたんですけど、
キュウリなんてこんな水みたいなものが
なんで必要あんねん、
と思うぐらい自分の体質を
全く理解できていなかったんです。
まったく逆の食生活を送っていたんですね。
石古さん:そうなんです。
その次に言われたのが睡眠時間でした。
寝ないと死ぬよ。
の脳は寝るからこそ修復されるのに、
あなたの脳は全く修復されてない
状況になっていたんじゃないですか?と。
実際、睡眠時間は足りていなかったのですか?
石古さん:僕は寝るのがめちゃくちゃ嫌いだったんです。
会社の上場に向かけて走っていた時期でしたし、
とにかく時間がなかったので睡眠を削ろうと。
寝なくてもなんとかなるだろうと思っていました。
実際に寝られなかったというのもありましたし。
脳が悲鳴を上げていたことを
僕は分かっていたんですけど、
でも、もっと負荷をかけたら
トレーニングできるんやろって、
それぐらいのポジティブマインドでいたんです。
当時は睡眠の大切さに気がついていなかったんですね。
石古さん:僕はずっと危機的状況下で出る
アドレナリンとかガンマ波を出し
続けている状態だったんです。
サバンナで言うと、
いつ獲物に狙われるかも分からないような
状態で常にいたわけです。
そんな状況では長生きできるわけが
ないんですよね。
それでニーマル先生に「シロダーラ」を
受けてみなさいと言われました。
シロダーラにより睡眠が劇的に改善。
高次機能障害と言語障害も回復し、
サロンを立ち上げるきっかけに

シロダーラを受けてみてどんな変化があったのでしょうか?
石古さん:最初は「シロダーラってなんなん?」と
思いつつも受けてみたんです。
そうしたら、
寝られないはずの僕がいきなり寝てしまったんですよ。
どんな施術が行われているのか絶対に見たいと
思って受けるんですけれど、
寝てしまう。
もう完全に撃沈させられているわけです。
ずっと寝ていなかったから
余計にそうだと思うんですけど、
体が求めているんだなということが
分かって続けていたんです。
そうしたら1年後に高次機能障害と
言語障害が治ってきたんですよ。
それからは瞑想もヨガも取り入れて、
ウェルネスライフにプラスしてアーユルヴェーダを
続けたらもっと良くなるなと確信しましたね。
こういった経験からこちらのサロンを
立ち上げるに至ったわけですね。
石古さん:アーユルヴェーダは
約5000年続いているメソッドで、
シロダーラに関して簡単に言うと、
副交換神経にスイッチを入れてくれるんです。
先ほども言ったように、
僕のように忙しくても寝られない人は、
夜になってベッドに入ってもずっと
アドレナリンやガンマ波が出ていているから
寝られないんです。
それを瞑想状態や浅い睡眠時に出る
シータ波に変えないといけない。
そのためには副交換神経のスイッチを
切り替えないといけないのですが、
この状態では入れようと
思っても入らないんですよね。
シロダーラはそのスイッチを
入れるための練習なんです。
続けていくと、
副交換神経を入れる癖みたいなものが
自分の中に生まれてくるということなんです。
どうしておでこにオイルを垂らすことで
シータ波に変えたり、
リラックスできたりするのでしょうか?
石古さん:大きく分けて三つあると言われていて、
1つは、
脳内にあるのは脳みそですよね。
脳みそは脂肪なんですが、
この脂肪がどちらかというと
乾燥していると言われていて、
おでこにある骨の繋ぎ目からオイルが浸透して、
脳みそを保湿するということなんです。
2番目は、
オイルを垂らす位置に
経絡とツボのようなポイントがあって、
そのツボをオイルで刺激するということですね。
そして3番目は、
一定のリズムでオイルを落とすのですが、
このリズムとか強さにもすごいポイントがあって、
これにより松果体(メラトニンを分泌する器官)に
刺激を与えているということなんです。
このロジックは科学的にも
証明されているんですよね?
石古さん:僕は元々テック系の人間なので、
シロダーラを受けたら本当に
脳波がシータ波に変わるのか?
と思って、
実際に脳波計で測ってみたんです。
そうすると、
シロダーラを受けたあとは明らかにシータ波が
優位になることが分かりました。
こういったデータはこれからもここで積み上げて
いこうと思っていますが、
シロダーラの効果が科学的にも
証明されたということなんですよ。
5000年の歴史を持つシロダーラを
忙しいビジネスパーソンにも
最適な睡眠改善プログラムへ
このシロダーラをもっと身近に体験できて、
副交換神経にスイッチを切り替え、
睡眠の質を改選できるコースが
スタートしたとお伺いしました。
石古さん:ここに通っていただいている方たちはもちろん、
僕の周りにいるほとんどのビジネスパーソンが
「寝られない」と言うんです。
昔のビジネスマンにはスマホなんかないですから、
誰からも追いかけられることはなかったし、
夜になって自分で仕事をやめようと
思ったらそこで終わっていたけど、
今はスマホがあるから文字通り
「24時間働きますか?」
みたいな状態になっていますよね。
ずっとスイッチが切り替わらないから、
疲れているのに眠れなかったり
睡眠の質が悪くなったりするんです。
こういった人たちをシロダーラで
救えるんじゃないかなと思ったんです。
ビジネスパーソンの睡眠改善にフォーカスした
プログラムの具体的な内容を教えてください。
石古さん:通常のほかのメニューは
3時間ぐらいかかるんですけれど、
忙しいビジネスパーソンがこれに
3時間も時間を割けるかと言えば、
難しいと思うんですよ。
ですから、
40分でシロダーラを受けられる
とってもシンプルなプログラムを開発しました。
それを4回〜6回受けていただけると、
副交換神経へスイッチを切り替えやすくなるという
睡眠改善プログラムです。
忙しいビジネスパーソンにフィットする
アーユルヴェーダですね!
石古さん:これがもっと普及していって
睡眠薬が手放せない人も含め、
睡眠に困っている多くの人たちの
手助けになればいいなと思っています。
先ほども言ったように、
現代のビジネスパーソンは常に何かに
追われているような生活をしていますし、
加えて、
デジタルによって生活が
ものすごく変わってきました。
ブルーライトや電磁波の
影響とも言われていますが、
睡眠障害をはじめ、
不定愁訴(明確な病気がないにもかかわらず、
さまざまな症状を訴える状態)に
悩まされている人たちがとても多い。
そういうものを直すにはやっぱ
りホリスティックに治さないと
いけないんだと思います。
ということころで、
5000年間続いてきたメソッドをベースに、
日本の文化にあうような雰囲気、
メソッドをここで受けていただけたらと思っています。



シロダーラを受ける以外にも、
生活の中でホリスティックに自分を
癒すためにはどうしたよいか、
アドバイスをいただけますか?
石古さん:瞑想をはじめ、
こういうメソッドってシリコンバレーから
盛り上がってきたことで、
実はとってもロジカルなんですよ。
瞑想って要するに脳を
デフラグしようっていうことなんです。
パソコンもデフラグしなければ
めちゃくちゃ重くなるじゃないですか。
シリコンバレーに通う若い人たちは
みんなこのロジックが分かっているから、
バスなどの移動中にも瞑想しているらしいですね。
日本でも同じように、
脳をデフラグする必要性をちゃんと理解して、
時間がないからと言わずに、
まずは通勤時間など
少し余裕のある時間を利用して
マインドフルネスを取り入れて
みたらいいと思いますね。
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