「なんだか、疲れやすい」
「原因はわからないけど体調が悪い」
「人やモノに敏感に反応してしまう」
「最近、ツイてない……」
でも別に病気でもないし、
単に運が悪いだけかも――?
「つい、そんなふうに考えてしまう人に
疑ってみてほしいのが、
東洋医学で言う『気』のなかでも
『邪気』の存在」と話すのは、
鍼灸院を営みながら、
YouTubeをはじめとするSNSを通じて
健康情報を発信している、
いま大人気の鍼灸師・大野沙織さん。
東洋医学の考え方では「気」の存在は
当たり前のことで、
それこそ鍼灸師にとっては
“身近な存在”なのだそう。
抜け毛や白髪に
「内臓の気」が関係するワケ
鍼灸師である私の専門分野、
東洋医学の知識を交えながら、
さまざまな不調に悩まされる
中高年こそ知っておきたい「気巡り」について、
さっそくご紹介していきましょう。
東洋医学で髪と肌に関係する内臓は、
胃腸、肝臓、腎臓です。これらはまさに、
疲労やストレスの影響を受けやすい臓器。
特に胃腸が弱ると栄養が消化吸収されにくいので、
肌や髪まで栄養が届けられません。
美容サプリを摂ったところで
効果も出にくくなるでしょう。
肝臓や腎臓は食生活やストレスで
負担がかかると老廃物の解毒作用が低下し、
慢性的に血がドロドロとして皮膚の色が悪くなったり、
髪の状態が悪くなり、老けて見える原因になります。
気の不足は抜け毛にもつながります。
これは、
肝臓に負担がかかってイライラしている
と頭皮に熱がこもり、髪が抜けやすくなるため。
円形脱毛症もストレスからと言われますが、
これはストレスが肝臓に負担になって起きることです。