胸鎖乳突筋をほぐすだけで
小顔効果があるって話、
聞いたことはない?
なんとなくで首のあたりをもんでみるけれど、
正しいやり方が分からず痛かったりと
続かずにやめてしまった苦い思い出を
持っている人もいるのでは?
今回は経絡リンパ整体師であり、
女優が撮影前に駆け込むという
マッサージサロンを営むアベシスター、
阿部惠子・阿部由美先生著書の
『胸鎖乳突筋をもめば、一瞬で顔が若返る』
今日からでもできる胸鎖乳突筋のほぐし方をご紹介。
簡単なステップで小顔効果以外にも、
バストアップやメンタルヘルスまで期待できるんだとか。
ワクワクしているそこのあなた、早速目を通してみて。
きれいな人が注目する
“胸鎖乳突筋”とは?
「からだの不調に大きく関わってくる首の筋肉。
とくに影響が大きいのが、
首のなかでもっとも大きな筋肉
“胸鎖乳突筋”です。
この“胸鎖乳突筋”は、
女優の石原さとみさんがテレビ番組で
取り上げたことで、話題になりました。
しわのない首、
たるみのないきれいなフェイスライン、
小顔。これらは胸鎖乳突筋と
密接な関係があります。
胸鎖乳突筋は左右の耳の後ろから
鎖骨に向かってななめに伸びる筋肉です。
働きものの筋肉で、
首の前側に2本、
柱のように立って、いつもがんばって
頭を支えています。
また首を横に動かすときにも活躍します。
顔を横に向けたときに浮き出て見えると、
胸鎖乳突筋がゆがんだり、
埋もれたりしておらず、
正しい位置にあるといえます。
けれども胸鎖乳突筋がゆがんだり、
位置がずれて前方にいき過ぎたりすると、
胸鎖乳突筋の下にある鎖骨リンパの
流れも悪くなります。
これが、しわやたるみの原因です。
胸鎖乳突筋をもんで、ゆるめて、
やわらかい状態にし、
胸鎖乳突筋が本来の正しい位置に
浮き出るようにしておけば、
引き締まった小顔が手に入るのです」
■ご自分の胸鎖乳突筋を探してみましょう。
1.鎖骨のすぐ上に手のひらを当てます。
2.顔全体を軽く横に向けます。左右どちらでもOKです。
3.耳の後ろから鎖骨へななめに伸びる胸鎖乳突筋が動き、浮き出ます。
*なかなか浮き出てこない人は、
後ろを振り返るくらいに
顔全体を大きく動かしましょう。
親指と人差し指でつまんで
何度か首を左右に動かすと、
きれいに出るようになります。
老化は首元から始まる?
「たるみ、むくみ、しわ、くすみ……。
年齢を重ねるうちに、気になる部分が増えてきて、
鏡を見て落ち込んでしまう方も
いるかもしれません。
こうした悩みの原因が、
じつは“首”にあるというと、
驚かれるでしょうか?」
「首まわりの老化は、首の筋肉の状態で決まります。
筋肉が加齢や運動不足により
硬く動かしにくくなると、
重力に逆らえなくなっていき、
しわやたるみが生まれるのです。
首にはからだにとって大切な
血管やリンパが通っています。
首の筋肉がうまくはたらかなくなると、
本来ならば流れていくはずの
血液やリンパが滞ります」
「血流やリンパの流れが悪化し、
疲労物質や老化物質などの
ムダなものが溜まっていくと、
顔のむくみやたるみが
目立つようになります。
その過程で、
あご下にお肉がついて見えるようになり、
二重あごが常態化することに……。
そうなると、
首の長さそのものは変わっていないはずなのに、
首が短く太く見えます。
老けた印象になってしまうのは、
“余計なもの”をまとってしまうからなのです」
「実際、首のしわやあごのたるみには
個人差があります。
若くても深いしわが刻まれている人、
高齢でもしわが薄い人がいるように。
首の筋肉をやわらかく保てていると、
こうした首の老化は防げるのです」
意識するべき3つのポイント
筋肉をほぐす
「首の筋肉は、およそ5kgもある
重い頭を毎日支えています。
首はいくつかの細い筋肉が集まっています。
そのなかのひとつが、
-胸鎖乳突筋です。
けれども、
現代人はこれら首の筋肉に大きな
負担をかけてしまっています。
その原因が、
頭から背中までが前傾気味になる姿勢です。
このように姿勢が崩れている場合は、
通常の3倍もの負荷が
首にかかることになります。
つまり、
15kgの負荷を細い首が
支えることになるのです」
リンパを流す
「首がきれいな人は、顔もからだもきれいです。
これは筋肉だけでなく、
リンパの流れも影響しています。
リンパは筋肉のなかにあり、
体内の老廃物や不要物質を
回収して運ぶ役割を持ちます」
「リンパのなかでもとくに全身に
影響があるのが、“鎖骨リンパ”です。
鎖骨リンパはあらゆるリンパのゴールで、
老廃物が出ていくところです。
鎖骨リンパは、
首の後ろから鎖骨に向かう
胸鎖乳突筋の下にあります。
つまり、首の筋肉が硬くなると、
鎖骨リンパがつまり、
全身のリンパの流れも悪くなり、
むくみやたるみにつながります。
顔まわりのリンパは鎖骨に集まるので、
とくに影響を受けやすくなります。
マッサージで筋肉をゆるませていくと、
リンパの流れはよくなります」
経絡・ツボにアプローチする
「経絡とは、東洋医学の概念である
“気血”が流れる通路で、
全12本あります。
気血は一般的に“命のエネルギー”と
理解されます。
そして経絡のライン上に
“経穴”と呼ばれるものがあります。
これが、いわゆる“ツボ”です。
巻き肩や前傾などの悪い姿勢により、
筋肉の位置が本来あるべきところから
ずれたり、縮んだり、ゆがんだりすると、
経絡もずれて乱れてしまいます。
経絡のずれは、
電車でいうと脱線事故を起こしているような状態。
ツボの位置も本来あるべきところからずれて、
思わぬところへ移動したような状態に……。
全身に悪影響が出てきます。
とくに頭、顔、首にはたくさんのツボがあります。
マッサーでここにアプローチすることで、
顔やからだをすこやかな状態にできます。
リンパと経絡そして筋肉。
この3つをととのえると、
顔やからだは大きく変わっていきます」
胸鎖乳突筋をほぐすと
得られる効果
「胸鎖乳突筋ほぐしをつづけていると、
顔のしわやたるみが消え、
首が美しくととのいます。
デコルテがきれいになり、バストもアップ。
巻き肩も解消。
さらに、からだのいろいろな部分がととのうので、
ほかにもこんな変化が見られるようになります」
血流がよくなり、
肌がきれいに見える
「胸鎖乳突筋をもむことで、
首まわりの血流がよくなります。
すると、顔の血色もよくなり、
肌がきれいに見える効果が高まります」
深い呼吸ができる、
代謝がよくなる
「胸鎖乳突筋をもんでやわらかくしていくと、
首はまっすぐ伸びて、肩はすっと下がり、
胸が広く開いた、
正しくきれいな姿勢になります。
すると肋骨も広がり、
深い呼吸ができて、
酸素を充分に取り込めるようになります。
すると酸素がからだのすみずみまで
いきわたるようになり、
さらなる若返り効果が期待できます。
代謝もよくなります」
<参考:阿部惠子・阿部由美>
1喧嘩はするな、
2意地悪はするな、
3過去をくよくよするな、
4先を見通して暮らせよ、
5困っている人を助けよ、
あなたなら出来ます応援しています
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