2024/6/5

筋肉が増えると脳の神経細胞も増える!認知症予防に筋トレが欠かせない理由

 
 
 
 
 
 

筋肉が増えると脳の神経細胞も増える!

認知症予防に筋トレが欠かせない理由

 
 
 
 
 
 
「パック入り卵を4日連続で買ってしまった」
 
「身近な人の名前が出てこない」など、
 
最近何かがおかしいと感じることがあったら……
 
それは認知症の警告サイン!?
 
正常な脳と認知症の間にある
 
〝認知症グレーゾーン〟かもしれません。
 
 

ちょっとおかしいという異変に気づいたら、

認知症へ進む前にUターンできるチャンス!

 

 

認知症の分かれ道で、

回復する人と進行してしまう人の違いは何なのか。

 

40年以上、認知症の予防と研究に関わってきた

認知症専門医の朝田隆さんによる

著書『認知症グレーゾーンからUターンした人がやっていること』

から一部を抜粋・編集し、

健康な脳に戻るためのヒントを紹介します。

 

 

筋肉が増えると、脳の神経細胞も増える!

 
 
 

■筋トレで頭の回転がよくなったQさんの例

 

脳の働きを高めるには、運動も欠かせません。

 

広告代理店に勤務しているQさん(62歳・男性)は、

持ち前のひらめきやアイディアを生かして、

数多くのクライアントの広告を手掛け、

高い評価を得てきました。

 

 

ところが、

40歳を過ぎた頃から頭の回転が

鈍くなってきたことを自覚し、

「もう第一線から退くしかないのかな」と

悩んでいたそうです。

 

 

そんなとき、

健康診断で血圧と血糖値、

肥満度の指標であるBMI値が高いことを指摘され、

日常的に運動することをすすめられました。

 

 

そこで気分転換も兼ねてジムへ通い、

マシンを使ったウォーキングと筋トレを始めたところ、

パソコンに向かっているときはまったく

思い浮かばなかったアイディアが、

運動している最中にふっとひらめくことが増えたといいます。

 

 

運動を続けるうちに、

仕事の勘がどんどん戻ってきて、

また自信をもって働けるようになったことがうれしいと、

 

Qさんは話します。

 

また、健康診断の数値も改善され、

筋トレによって体が引き締まったことから、

家族の間で「お父さんカッコよくなった」と大評判。

 

そのことがまた運動を続けるモチベーションとなり、

最近は奥さんと一緒にジムへ行き、

帰りにレストランで食事をするという

新たな楽しみが増えたとおっしゃっていました。

 

 

■筋肉から、脳をイキイキさせるシグナルが

 
 

Qさんのように、

「運動を始めてから頭の働きがよくなった」と

おっしゃる人はたくさんいます。

 

認知症に対しても運動の効果はバツグンで、

日常的な活動量の多い高齢者ほど、

認知症の発症率が低い傾向にあることが知られています。

 

 

運動によって脳の働きが高まる理由としては、

脳の血流が増えることがよくあげられます。もちろん、

それは確かですが、

それ以上に注目したいのが〝筋肉〟です。

 

 

筋肉が動くときに分泌される

マイオカインという物質のなかには、

脳の神経細胞が減るのを防ぐだけでなく

脳の神経細胞を増やす働きをするものが存在する

という研究が報告されているのです。

 

 

以前は、

筋肉は脳からの一方的な指令で動いていると思われていました。

 

 

しかし実際には、

筋肉からも絶えず脳にシグナルが送られていて、

筋肉が動くこと自体が脳の活性化に

寄与することがわかってきています。

 

 

 

 

 

つまり、

筋肉を鍛えている人は脳の神経細胞も

一緒に増やしているということです。

 

「脳の神経細胞って、

大人になってからでも増えるの?」と、驚く人もいるでしょう。

 

おっしゃるように、少し前までは、

脳の神経細胞は成人後に増

えることはないと考えられていました。

 

しかし現在は、

脳の神経細胞は年をとっても増えることがわかっており、

ハーバード大学医学部のレイティ博士は、

「運動こそが、

脳の神経細胞を増やすために

最も効果が期待できる」と述べています。

 

 

■筋肉が萎縮したマウスは記憶障害に

 
 

さらに運動には、

感情や思考に関係するドーパミンやセロトニン、

ノルアドレナリンなどの神経伝達物質の

分泌を促す効果もあるといわれており、

認知症グレーゾーン

(MCI:軽度認知障害)の初期に見られる

「めんどうくさい」を改善するうえでも最適です。

 

逆に、運動不足によって筋肉(骨格筋)が萎縮すると、

それだけでアルツハイマー型認知症の発症につながることが、

富山大学の東田千尋教授らの動物実験で

明らかにされています。

 

マウス(若齢のアルツハイマー病モデルマウス)に

筋肉の萎縮を誘発したところ、

そうでないマウスにくらべて若年例でも

記憶障害が発症していたというのです。

 

 

認知症の予防、

および認知症グレーゾーンからの

回復を果たすうえで、

運動習慣は不可欠といえます。

 

 

☆ ☆ ☆

いかがだったでしょうか?

 

 

「おかしい」と感じてから

専門の医療機関を受診するまでに、

何と平均4年かかるというデータもあるそうです。

 

その間に、

認知症の症状はどんどん進行していってしまいます。

 

 

認知機能をセルフチェックし、

正しい生活習慣を身につけるための

ヒントが詰まった一冊

『認知症グレーゾーンからUターンした人がやっていること』。

ぜひ書店でチェックしてみてくださいね。

 

 

 

 

 <参考:>

 

 


1喧嘩はするな、
2意地悪はするな、
3過去をくよくよするな、
4先を見通して暮らせよ、
5困っている人を助けよ、

 

 

 


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