2024/5/26

知ってる? 【幸福ホルモン】が出る時間の作り方 

 
 
 
 
 
 

知ってる?

【幸福ホルモン】が出る時間の作り方 

小林弘幸先生が指南

 
 

「長い時間眠れない」

「早く目が覚めてしまう」など、

睡眠の悩みを抱えていませんか。

 

短時間でもぐっすり眠れて、

翌日すっきり起きられる快眠テクニックを、

自律神経研究の第一人者

小林弘幸先生に4回に分けて教えていただきます。

 

 

第3回は、

快眠力アップのために自律神経のバランスを整えて、

ストレスに強い心をつくるテクニックです。

 

 

ストレスは睡眠の敵!

前向きに明るく過ごすだけで

眠りの質は向上します

 
 

加齢や生活習慣の乱れなどによって

自律神経のバランスが崩れると、

本来は夕方から夜にかけて高まるはずの

副交感神経が下がったままになり、

快眠の妨げになります。

 


中でも自律神経のバランスが崩れる

一番の原因になるのがストレス。

 

どんなに睡眠環境を整えたり、

食事や運動に気を配ったりしても、

ストレスを抱えたままでは

質のよい睡眠は生まれません。

 

ストレスを解消し、

いつもポジティブに過ごすことが熟睡につながります。



<部屋に花を飾るような心の余裕がよい睡眠を生む>

 


「毎日忙しくて……」と

家の中が散らかったままにしていると、

心が落ち着かず安眠の妨げに。

 

ストレスを減らすためにも、

部屋はできるだけきれいに整えておきましょう。

 

時には花を飾るような心の余裕も、

質のよい睡眠には大切です。

 

 

①「ほんわかする」

時間を持つと幸福ホルモン

「オキシトシン」が増える

 
 

幸福ホルモン「オキシトシン」には、

ストレスから脳を守ったり、

自律神経を整えたりする効果があります。

 

オキシトシンを増やす簡単な方法が

「ほんわかする」時間をもつこと。

 

子どもやパートナーとの触れ合いのほか、

ペットやぬいぐるみなど自分が好きなもの、

癒やされると感じられるものに触れたり、

見たりするだけでもオキシトシンは分泌されます。

 



「オキシトシン」を増やす行動の例
●楽しく食事をする
●ペットと触れ合う/写真を見る
●ぬいぐるみを抱く
●家族や友人との会話を楽しむ

 

 

②ストレスを感じたら

「推し活」で現実逃避する

 
 

多忙な日々の中で、

毎日まったくストレスのない状態で

過ごすのは困難です。

 

気分が落ち込み、

ストレスを感じたときは現実逃避をする

時間を持って。

 

短時間でもいいので自分にとって

楽しいことをイメージしたり、

好きなことをしたりするだけでOK。

 

「推し活」に時間を使うのもいいでしょう。

寝る前に楽しいことを思い浮かべて、

心地よく眠りにつくのもおすすめ。

 
 

③つくり笑いでもOK! 

よく笑って思い切り泣く

 
 

笑って過ごすだけで自律神経のバランスが整い、

ストレスがやわらぎます。

 

心から笑っていなくても、

口角を上げるつくり笑いでも効果アリ。

 

自分から積極的に笑顔を見せていきましょう。 

 

 

また、感情が動かされて流した涙には、

心をスッキリさせる作用があります。

 

小説や映画など感動する作品を見て、

思い切り涙を流すと副交感神経が優位に。

 

ただし目が疲れやすくなる

ブルーライトは控えめにしましょう。

 

 

 

<参考:>