腎臓の基本|
体の中での位置と大切さ
腎臓は、
血液から老廃物や余分な水分などを
排出するという役割を担っています。
英語で「キドニー」と呼ばれる腎臓。
某輸入車のフロントグリルは
「キドニーグリル」と呼ばれたり、
ボクシングでは腎臓付近への攻撃は
「キドニーブロー」と呼ばれ、
反則とされています。
それだけ大事な器官というわけです。
腎臓とは
腎臓は、
体の中の老廃物や余分な水分を
排出する役割を担っている重要な器官です。
血液をろ過し、
老廃物や水分を取り除くことで尿を作り、
体の外へ排出し、
水分や塩分、ミネラルなどの
バランスを維持しています。
水分や塩分を調整することは
血圧の調整にもつながります。
また赤血球の生成にもかかわっています。
腎臓の形と場所:どこにあるの?
腎臓は、
そら豆のような形をしており、
腰の上のほうの背中側にあります。
背骨の両側に左右に1つずつありますが、
右の腎臓は上に肝臓があるため、
左の腎臓よりも位置が少し低くなっています。
前述したように、
ボクシングでは腎臓への打撃は
「キドニーブロー」と呼ばれ反則行為になります。
心臓や肝臓は肋骨に守られていますが、
腎臓は腹部の背中側にあるため、
骨に守られていないためです。
腎臓の大きさと体への影響
腎臓の大きさは、
直径10〜12cm程度、
握りこぶしくらいの大きさです。
老廃物や余分な水分を排出する
役割を担っているので、
腎臓がうまく働かなくなると、
体の中に老廃物や水分が溜まってしまいます。
その結果、
体がむくんだり、尿が減ったり、
貧血や倦怠感につながります。