2023/8/21
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知っておきたいカラダの知識!血液はどこでつくられるの? |
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知っておきたいカラダの知識!血液はどこでつくられるの?多くは骨の中心「骨髄」でつくられる19世紀に入ってはじめて、 血液が骨の中心部である「骨髄」で つくられることがわかりました。
しかし、 すべての血液が骨髄だけで つくられているわけではありません。
血液のうち、 骨髄の中でつくられているのは、 血球といわれる 「赤血球」、「白血球」、「血小板」の3種類ですが、 「リンパ球」のT細胞のみ胸腺﹇でつくられます。
赤ちゃんのころは、 すべての骨の骨髄で血液はつくられますが、 成人になると、 体幹の中心にある 胸骨、脊椎、肋骨、骨盤などの 限られた骨髄でつくられます。
骨髄には約1兆個の細胞が 存在しているといわれていますが、 そのうち赤血球は約2000億個、 白血球は約1000億個、 血小板は約1億個が毎日つくられています。
これら3種類の血液細胞は 「造血幹細胞」と呼ばれる細胞からつくられます。
造血幹細胞は骨髄の中心部の 海綿状の組織に存在し、 細胞の増殖を繰り返し、 さらに分化し赤血球、白血球、血小板へと成長し、 血液中に放出されます。
この過程が「造血」です。 造血機能を営む骨髄を「赤色脊髄」といい、 赤色ですが、 発育とともに脂肪が増えて 「黄色(黄色骨髄)」になり造血機能を失います。
白血球は、 顆粒球、単球、リンパ球からなります。 これらの血球は骨髄でつくられますが、 リンパ球のT細胞(前駆細胞)は 骨髄の造血幹細胞から胸腺に移住して、 ここで成熟してT細胞になります。 胸腺は心臓の少し上にあり、 16歳頃がピークで、以後、 歳とともに小さくなっていきます。
骨の構造骨髄腔を満たす造血機能の赤色骨髄は、 発育とともに脂肪化した黄色骨髄になる。
老化した赤血球を脾臓で壊し、 肝臓に運び最終処理をする。
気になる中身を少しだけご紹介!消化管のおもな病気と症状とは?放っておくとがんになる炎症とポリープ消化管とは、 口腔から始まり食道、胃、 小腸、大腸を経て肛門までの 食物の通路のことをいいます。
食道から胃までを上部消化管といい、 食道にみられる病気で、 近年増えているのが食道の粘膜が 炎症をおこした「食道炎」です。
その症状は、 胸部の痛み、下障害(飲み込みにくい)、胸やけ、 香酸、などがあります。
食道炎の中で多いのが 「逆流性食道炎」で、 これまでは高齢者に多くみられましたが、 最近では若い人にも増えてきました。
放置すると潰瘍に進行し、 食道がんのリスクも高くなります。
便秘が原因のひとつとされており、 食生活にも注意が必要です。
肝硬変患者の3大死因のひとつとなっているのが 「食道静脈瘤」です(そのほかは肝がん、肝不全)。
食道粘膜の下層にある静脈が太くなり 瘤のようになった状態です。
これは「門脈圧亢進症(もんみゃくあつこうしんしょう)」が 原因となって発症します。
「門脈」とは、 腸で吸収された栄養素を 肝臓に送り込む血管のことで、 門脈を通して取り込んだ栄養は 肝臓で処理されて全身に運ばれます。
しかし、 肝硬変になると血液が流れにくくなり、 それまで門脈を流れていた血液は、 本来のルートからはずれて 食道の血管を流れるようになります。
食道への血流が多くなる結果、 血管が船のようにふくれあがって 食道静脈瘤になります。
手当が遅れると瘤が破れ大出血して ショック死をすることもある怖い病気です。
胃の粘膜の炎症でおきる「胃炎」は、 急性胃炎と慢性胃炎に分けられ、 急性胃炎は喫煙、暴飲暴食、 アルコール飲酒、ストレスが原因のものと、 感染性(ブドウ球菌、アニサキス)があります。
慢性胃炎はヘリコバクター・ピロリ(ピロリ菌)、 や加齢などの複数の因子が絡み合っているとされます。
胃の粘膜にポリープができる 「胃ポリープ」には、 放置しても問題のない「胃底腺ポリープ」、 比較的ピロリ菌が下人でなることが多い 「過形成性ポリープ」、 正常組織よりがんを発症しやすい 前がん病変と考えられている 「胃腺腫ポリープ」などがあります。
消化官のおもな病気口腔歯周病・口の中の腫瘍・嚥下障害など 食道食道炎・食道静脈瘤など 胃胃炎・胃ポリープなど 十二指腸十二指腸潰瘍・十二指腸炎 小腸クローン病・小腸腫瘍など 大腸大腸ポリープ・潰瘍性大腸炎など 肛門痔核疾患・痔ろう
★生命の設計図といわれるDNA
<参考:文=眠れなくなるほど面白い 図解 病理学の話』著:志賀 貢 >
1喧嘩はするな、
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