2021/10/16
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宇宙の不思議 ガニメデは人類にとって第二の移住先 |
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宇宙の不思議 ガニメデは人類にとって第二の移住先 木星の中心から約107万キロのところで 公転している木星の衛星「ガニメデ」。 彗星や地球以外の質量でありながら、 直径においては水星を上回る太陽系 最大の衛星だ。 この広い宇宙には地球に似た惑星が いくつか存在すると考えられている。 特に木星を周回する衛星にその傾向が強く、 ガニメデはその一つではないかと言われている。 まず1977年に上梓され、 日本国内でも第12回星雲賞海外長編賞した ジェイムズ・P・ホーガンによるSF小説「星を継ぐもの」 でもほのめかされたように、 ガニメデには地球と同様、生命体が潜んでいる 可能性が高いという。 生命体にとって必要不可欠な要素と言えば 水です。 そもそもガニメデには地球と同様、 海が存在するものなのか。 ここで鍵を握るのが、 ドイツのケルン大学のヨアキム・サワー博士らの 研究です。 ガニメデには磁場が存在し、 木星の磁場と衝突し、オーロラが発生する。 サワー博士らはハップル宇宙望遠鏡を 用いて紫外線を観測する中で、 オーロラの揺れが本来考えていた よりも小さいことが判明。 以上の観測結果踏まえ、 厚さ150キロメートルのガニメデの表層下 には深さ100キロメートルの海が存在しており、 それがオーロラの揺れを弱める一因となっている という結論を導き出した。 生命体の生命維持になくてはならない もう一つのもの、 それは大気です。 ハップル宇宙望遠鏡を用いてガニメデの 紫外線を始めて捉えたのは1998年。 その時にガニメデにおける大気のパターンが 確認されたわけだが、 当時の観測記録によると、 その大気とはオーロラであり、 それによってガニメデが永久的に磁場を 有するという確たる証拠を突き止めました。 ご存知の通り、 オーロラについては地球上でも観測され得る。 北欧やアイスランド、カナダ、アラスカにかけての エリアはオーロラバンドと呼ばれ、 赤や緑、青と言った7色の光のエネルギーが 繰りなす自然の美を堪能することができる。 ただし、 地球上で観測され得るオーロラと ガニメデのオーロラとでは似ているようで 似ていない。 なぜ2地点におけるオーロラが違って見えるか というと、 紫外線の色に影響を及ぼすシグナルの 生成に関わる酸素原子の存在がカギを握る という。 これまでNASAのジュノー計画の元で、 数多くの研究グループが木星での 研究に従事してきたが、 その一つがスウェーデン王立工科大学の ロレンツ・ロス博士らの研究グループです。 その研究グループがハップル宇宙望遠鏡で ガニメデを観測したところ、 ガニメデの大気中を浮遊する酸素原子の 存在が確認されたという。 研究者らが新しい画像と古い画像とを 比較しながらオーロラの分布を検証した結果、 まずガニメデの表面温度は1日の中でも 正午ごろに大きな変動が見られること、 そしてその温度は氷から水蒸気へと昇華する 少量の水を赤道付近で温めるには 十分な温度あることが判明。 研究グループが今回測定した水蒸気が 暖かい氷の領域からの水蒸気の 温度散逸(サンイツ)によって引き起こされた 氷の昇華に由来することを明らかにすると同時に、 これら2タイプの画像はオーロラと水蒸気との 相関を示す手堅い証拠となった。 スウェーデン王立工科大学の研究結果は、 2021年7月26日、 宇宙専門誌「Naturare Astronomy」の 電子版に掲載されました。 ガニメデは太陽系の中で9番目に大きく、 そこには地球上の海水を合計した以上の 水が潤沢に存在すると言われている。 そして、 ガニメデの海は生命体の生息条件を 満たしている。 つまり、 人類にとって理想の地は地球以外にも、 この太陽系に存在したのです。 今後、 宇宙空間への移住を前提とした 宇宙開発が進められていく中で、 火星に次ぐ第二の移住先としてガニメデが 浮上する可能性は極めて高いと言えるのだろう。 <参考:BEAUTY&ECOONE>
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