2021/6/20

地球環境は今・・・エコな食器もエコじゃない

 
 
一見エコな食器もエコじゃない
 
 
 
 
近年では増え続けるゴミ問題への
対応策として、
 
再利用可能な素材の活用の機運が
高まっています。
 
ペットボトルの再利用は最たる例であり、
その他にも不要になったコットンや
ウールを生まれ返らせる取り組みが
アパレル業界において注目が集まっている。
 
 
 
 
 
 
 
そんな中、
これまでの常識では考えられない
反旗を翻す見解が浮上しています。
 
欧州紙包装連盟(EPPA)によると、
何度も使える食器や瀬戸物よりも、
 
使い捨ての包装紙の方が
はるかにエコであるというのです。
 
一般的な紙の製造では大量の
木や水が消費される。
 
例えば、
紙を1トン製造するのに約20本分の
木を切り倒さなければならず、
 
そのうえ約100トンもの水が
消費される。
 
このままいけば、
地球上の森林や水の枯渇にも
繋がる。
 
包装紙の使い捨てを促すその提案は、
一見地球にやさしいものであるとは
言い難いかもしれない。
 
 
 
 
デンマークのコンサルティング企業
ランボールが実施した最新の
調査によると、
 
年間を通じて想定されるエネルギー
消費量は、
 
むしろ基本的に何度も使うことを
売りにした食器や瀬戸物の方が
多いとのこと。
 
食器の洗浄から乾燥まで全てを
店内で行う場合も、
 
アウトソーシングで委託する場合も、
 
いずれにせよ、
紙で出来た基本使い捨ての
お皿以外に、
 
膨大な量のエネルギーが
消費されているのだという。
 
実際、
再利用可能な食器の場合、
 
使い捨ての紙製のお皿に比べ、
CO2排出量は177倍にものぼり、
 
そのうえ267倍の量の水が消費され、
 
132倍の量の粒子状物質が
生成されているという。
 
 
 
 
最悪なことに、
このままいけば陸地の酸性化
および化石燃料の枯渇と言う
最悪な未来が待ち侘ている。
 
地球にやさしい生活へと移行すべく、
 
極力使い捨ての物を避け、
 
何度も使える食器や瀬戸物の
使用が推奨されてきたわけだが、
 
トータルで考えた場合、
絶対的にエコな方法であるとは
言えないのです。
 
 
  
ランポール社は製品の製造から
廃棄に至るまでの全ライフサイクルを
対象に、
 
各段階において資源やエネルギー
投入量を定量的に把握する
ライフサイクル評価を実施。
 
今回の調査に際し、
公私とわず多くの企業や組織からの
一時データーのみを使用。
 
今回の評価においては、
国際基準化機構(ISO)の
基準を満たしている他、
 
ドイツに拠点を置く
国際検査機関(TUV)による
認証済みであり、
 
また欧州委員会による
チック体制も経ている。
 
 
 
何度も使える食器の環境負荷が
高いとは言え、
 
使い捨ての食器やプラスチックを
タブーとしない元の生活に
戻すのも考えものです。
 
というのも、
使い捨ての食器やプラスチックの
使用が見直されるようになった
背景には、
 
海や川などに漂着した大量のゴミを
めぐる問題の顕在化があるわけで・・・
 
 
 
海や川へ行けば大量のプラスチック
ごみが散乱しており、
 
ウミガメをはじめとする海の生き物が
エサと区別出来ずに誤飲し、
 
大量死するケースが目立つように
なった。
 
いつしか人々の脳裏には
「プラスチック製品=悪」という
 
図式が定着してしまったようだが、
 
近年では使い捨てのプラスチックを
燃料に変える技術の開発も
進められている。
 
 
 
プラスチック製品は実に丈夫で
耐久性が高く、
 
日用品はもってこいなのです。
 
しかしながら、
プラスチックには有害な物質が
多く含まれており、
 
これまでダイオキシンをめぐる
問題でも取り沙汰されてきました。
 
近年ではプラスチック内に
含有される有害な物質を無害にしたり、
 
あるいは化学結合を破壊し、
有害な物質を取り除いたりする
技術も開発されている。
 
従来、
再利用不能と考えられてきた
レジ袋であるが、
 
レジ袋に含まれているポリオレフィン
と呼ばれる物質を有用性の高い
 
石油に変える技術を米国の
デラウエア大学の研究グループが開発。
 
しかも、
この工程において消費されるエネルギーは
従来の半分以下という。
 
技術の実用化にはさらに10年
必要とのことだが、
 
環境面でも期待が持たれます。
  

<参考:BEAUTY&ECOONE>

 

 
 
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