2024/10/15
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「巨大ヒョウで人が死ぬ」「東京湾は熱帯魚だらけ」…生き残るのが困難すぎる「地球沸騰期」 |
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「巨大ヒョウで人が死ぬ」「東京湾は熱帯魚だらけ」…生き残るのが困難すぎる「地球沸騰期」「もはや地球温暖化の時代は終わり、 『地球沸騰』の時代が到来した」 国連のグテーレス事務総長は、 昨年7月に世界の月間平均気温が 過去最高を更新する見通しとなったことを 受けて記者会見を開き、 こう警告した。 もう半世紀近く問題視されている 地球温暖化だが、 解決の兆しは見えていない。 今年の夏は平均気温が平年と比べて 1・76℃も高く、 明らかに異常だった。 このまま温暖化が進むとどうなるのか。 では地球沸騰期が日本の気候に 与える甚大な影響について徹底解説した。 ヒョウで人が死ぬ地球沸騰期がもたらす被害のひとつに、 考えるだけでもゾッとしてしまう 異常気象がある。ヒョウの「巨大化」だ。
「地表から上空に上がった水蒸気は氷になり、 落ちるときに溶けて雨になります。
ただ、温暖化でさらに地表が熱くなると
強い上昇気流が発生するため、
落ちてくる氷は溶ける前に再び水蒸気を纏って 上に戻される。
これが何度も何度も繰り返されるうちに ヒョウがどんどん巨大化するわけです。
具体的には野球ボールや缶コーヒーくらいの 大きさのヒョウが降る可能性が高いです」
![]() 異常気象が続けば、 生態系も大きく変化していく。 もっとも大きな影響を受けるのは魚だ。 京都大学フィールド科学教育研究センター 准教授の伊勢武史氏が語る。
「海面温度が変化することで魚の 回遊パターンは変わっていくでしょう。
冷たい水を好む北方の魚はさらに北上し、 熱帯魚の生息地域が 北に延びていくかもしれません」
そうなると、サケやサンマ、スルメイカといった 魚介類が日本では獲れなくなり、 簡単に手に入らなくなるだろう。また、 今は沖縄のような南国にだけ 生息しているようなカラフルな熱帯魚が、 東京湾を埋め尽くす。
「世界的に寒い海が少なくなることで、 漁獲量が激減する海産物が多数出ます。
ウニや昆布といった海産物の価値がぐんと上がり、 食卓にのぼりづらくなるかもしれません」
『日本沈没』が絵空事ではなくなる2050年、食卓に並ばなくなってしまう 食べ物は山のようにある。
コーヒー豆の産地は半減すると予測されているし、 チョコレートの原料であるカカオに至っては 絶滅するという研究まで報告されている。
とりわけ私たちの生活に直結するのは、 パンやパスタ、ラーメンの原料である 小麦の生産に関する予測だろう。
小麦は、ほかの3大穀物であるトウモコロシ、 コメと比べると暑さにひときわ弱い。
そのため、気温上昇で2050年までに 世界の小麦の収穫高は23~27%減少する 恐れがあると、 国際食料政策研究所(IFPRI)は指摘しているのだ。
急速に温暖化が進行していることを踏まえると、 予測よりも遥かに不作となり、 小麦が高級品になっていてもおかしくはない。
また、地球温暖化は南極大陸や グリーンランドなどの氷河や氷床を溶かし、
海水面を上昇させてしまう。
IPCCの予測によると、 2050年には海水面が40cm近く 上昇する見込みで、 日本では半分の砂浜が消滅する。
![]() 特に被害を受けるのは東京だ。 東京全体の平均海抜は40mだが、 江東5区(墨田、江東、足立、葛飾、江戸川)は 海面下の「ゼロメートル地帯」が多い。 たとえば江戸川区は70%が海面下にあるため、 対策しなければ浸水や水没する恐れがある。 洪水や高潮のリスクも高まるため、 他のエリアでも人が住むことは困難になる。
当然ながら、 湾岸のタワマンでの生活は絶望的だろう。
技術が進んで産業革命が起こる一方、 地球は「沸騰期」に入り、
世界では第三次世界大戦が 勃発するかもしれない。
有史以来、 最大級の変化が2050年までに 訪れることを覚悟して、 生きてゆかねばならない。
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