知性が解決の道
心は繊細で弱い
心は素晴らしいエネルギー体ですが、 一方で繊細で弱い一面も持っています。
しかしたいていの人はそれに気づかず、
むしろ 「人間は強い、どんな困難も乗り越えられる」
などと思っているのではないでしょうか。
確かにそういう人もいるかもしれませんが、 皆が皆そうなわけではなく、
真相を言えば人の心は弱いのです。
それは地球環境にも似ております、
水や空気は素晴らしいものですが、 一方で汚染されやすいものでもあります。
心も同じで壊そうと思えば簡単に壊れる ものでもあります。
最も再生する能力も持ち合わせていますが、 やはり壊れることなく、
一生健全な心で過ごしたいものです。
しかしながら、 そうは言っても理想どうりにはいかないものが 人生です。
ストレスの多い現代社会。
心が疲弊し、 おかしくなることもあります。
そんな時どうしたらいいのでしょうか。
心を復活させる三原則
1,休養を取る
睡眠をしっかり取り、 とにかく休むことです。
人間には自動調整機能が 備わっていますので、
休むことで自然に精神が回復していきます。
時間は長い方が良いのです。
汚染された環境も長い時間が経つと 自然に元に戻るのと同じです。
2,別のことをする
うつ病にせよ、 脅迫性障害にせよ、
心の病は一つの事に執着して 考える傾向にあります。
そうすると、 どんどん症状は悪化していくので、
別の事をしたり考えたりするように 心がけます。
慣れるまでは非常なる抵抗感を 感じると思いますが、
それこそ修行だと思ってトライしてみて下さい。
3,理論的に現実的に考える
症状が悪化している時は冷静さを 失っています。
焦らず、 まずは理論的に考えることです。
「なぜ自分は落ち込んでいるのか?」 「本当に落ち込む必要があるのか?」
と自問自答します。
そして現実的に考えることです。
他人がうっ病の理由を聞いて 「そうですね。確かにそれは落ち込みますよね」
という事はまずありません。
大抵は聞けば 「え?そんなことで悩んでいるの?」
という事ばかりです。
この他人の客観視が大事なのです。
それは現実的には何の問題も 無いことを示しています。
心の病は単純ではない
そもそも、 なぜ人間は心の病にかかるのでしょうか?
それは人間の心が優れているからに他なりません。
もしロボットなら必要な事だけを正確に こなし悩んだりはしません。
人間だからこそ、 心があるからこそ、 不要な事に悩んだりつまずいたりするのです。
また人間の心は実に幅広いキャパシティーを 持っています。
合理的な心理もありますが、 非合理的であったり、
無意味である心理も数多くあります。
その中の悪しき心理の一つとして 心の病があるという事です。
これが一体どこから来るのか分かっていません。
幼少期のトラウマとか そんな単純なことではありません。
あえて言えば無意識から来ている と言えますが、
そのカラクリはとても複雑と推測されます。
病の方やその家族は、 なるべく早く治そうとして病を単純化 しようとすることがありますが、
そう簡単ではないということも 知っておいてください。
知性をもって立ち向かう
心の病を治すには知識が必要です。
その状態になってしまったときに どう対処したらいいのか?
知っていれば最悪の事態は避けられます。
赤ちゃんはミルクをこぼしただけで 大泣きしてしまいます。
それはずっとこぼれたままになると思い 対処法を知らないからです。
大人は拭けば元に戻るのを知っていますし、 またミルクを買ってくればいいことも 知っています。
だから冷静に対応出来るのです。
借金で自殺する人がいますが、 これも同様です。
借金しても自己破産すればいいですし、 世の中には50億の借金を返した人も いるのです。
そもそも、国が1000兆円もの借金を しているので、
それに比べれば個人の借金は遥かに 小さいものになります。
こういった知識を知っていれば解決策は 見えてきます。
対処法を知ったうえで、 さらに心のトレーニングが必要なので
時間はかかりますが、 方向性が分かっていれば改善は早いのです。
自分の心は自分で治す
うつ病にはうつ病の対処法があり、 強迫性障害には強迫性障害の 対処法があります。
総合失調症や適応障害にも、 それぞれの対処法があるでしょう。
しかし現在のところ、 それらが完全に成立しているわけでは ありません。
強迫性障害に関しては認知行動療法や 曝露反応妨害法など研究は進んでいますが、
それでも完全マニュアルとは言えないのです。
カウンセラーや精神科医も含めて皆が皆、
手探り状態での進行になっっているため、 また個々によって症状も様々なため、
やはり「自分の心は自分で治す」スタンスが 必要となってきます。
その時に大切なのが先に述べた知識や知性、 冷静に考えるということになります。
<参考:BEAUTY&ECOONE>
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